現役メカニックが解説!アウディA6のよくある故障と修理・車検費用

アウディ (Audi)

アッパーミディアムクラスに位置付けられるA6。最先端技術を駆使し、高級車種として根強い人気を誇ります。

その一方で、故障のリスクや費用が気になるオーナー様が多くいるのも実情です。

そこで今回は、アウディA6の故障や弱点を現役メカニックがわかりやすく解説します。

なお、本記事ではアバントを含めて「アウディA6」と総称し、その故障や修理について触れていますので、ぜひ最後までご一読ください。

A6の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、高品質な修理・車検・カスタムに対応。アウディ愛好家のカーライフをサポートいたします。

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アウディA6で起きやすい故障と修理費用

アウディA6で起きやすい故障は、以下のとおりです。

A6で起きやすい故障

  • ラジエーターの故障(水漏れ)
  • ハイブリッド特有パーツの故障
  • ディーゼル特有パーツの故障

それぞれ、故障の内容と修理費用の目安を現役メカニックが紹介します。

いずれも故障してしまうと修理にかかる費用が高くなりやすいですから、日頃からメンテナンスを定期的に受けておきましょう。

ラジエーターの故障(水漏れ)

アウディA6では、ラジエーターの故障によって水漏れが発生します。

ホース、周辺パーツおよび冷却水の追加といったもので、高額になりやすい箇所です。

走行距離に関係なく、経年劣化によって発生するケースもあることから、定期的なメンテナンスをおすすめしています。

アウディA6のラジエーターの故障では、パーツ代や工賃などで「約5〜20万円」がかかります。

ハイブリッド特有パーツの故障

アウディA6はハイブリッドが採用され、それに必要なパーツが故障するといったこともあります。

  • モーター
  • バッテリー
  • インバーター
  • エアコン

こうした専用の部品が破損すると、燃費効率で浮いた金額より高額な修理費になることがあるでしょう。

なお、部品によって金額が異なることから、中古部品による修理にも対応したカムズへまずはご連絡ください。

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ディーゼル特有パーツの故障

アウディA6は、ディーゼルが採用されていることもあり、ハイブリッド同様に特有のパーツが故障するケースがあります。

低燃費でクリーンな一方で、経年劣化による不具合・トラブルが発生する箇所ですから、日頃からのメンテナンスを怠らないようにしたいものです。

ディーゼル特有パーツも部品によって金額が異なりますが、対応しておりますのでお問い合わせください。

A6の故障箇所と費用まとめ

・ラジエーターの故障:5〜20万円
・ハイブリッド特有パーツの故障:お見積り
・ディーゼル特有パーツの故障:お見積り

アウディA6における故障・修理の流れ

アウディA6における故障・修理の流れは、以下のとおりです。

  • ディーラー・専門店に見積もりをもらう
  • 予算に合わせて修理を受ける

場合によっては、予算が足りなかったり、想定以上の費用で買い替えを検討したりすることもあります。

アウディA6の故障を安く修理するなら

アウディA6の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。

  • パーツ代が高くて困っている
  • 敷居が高くて修理を依頼しにくい
  • 緊急対応をお願いしたい

アウディA6の故障に限らず、専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。

お困りの際は、先ずはご来社いただき症状をお見せ頂ければ適切なアドバイスもさせていただき、お見積りもご提示させていただきます。

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アウディA6の故障で知っておきたいポイント

アウディA6の故障で知っておきたいポイントは、以下のとおりです。

症状に気がついたら問い合わせ

  • エンジンのアイドリングが不安定なった
  • エンジンの吹け上がりが悪くなった
  • 異音などの音に敏感になる
  • 警告灯が点灯したら放置しない

エンジンのアイドリングや吹け上がりの不調は、アウディの代表的な故障によって引き起こされる症状です。

また、各種パーツの破損では異音を発生させるケースが多いため、敏感に感じ取れると早期発見に繋がります。

なお、警告灯が点灯した場合でも走行できることで軽視されやすいですが、放置すると大きなトラブルに発展することも少なくありませんので、すぐに問い合わせしてください。

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そのほか、代表的な故障で知っておきたいポイントを以下3つにわけて紹介します。

  • オイルの消費が多い傾向にある
  • 電子機器の故障に備えておく
  • ブレーキの摩耗に注意する

オイルの消費が多い傾向にある

アウディA6は、オイルの消費が多い傾向にあります。

輸入車でみられる傾向の一つで、警告ランプが点灯するまでに定期的な確認を実施し、補充等の対応が必要です。

改善と予防はクリーニング

エンジンオイルの改善と予防は、エンジン内部のクリーニングが効果を発揮する部分です。カムズでも対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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電子機器の故障に備えておく

アウディA6は、MMIやSトロニックに加えて、コンピューターなどの電子機器の故障が発生します。

また、給油口がドアロックと連動していることで、故障が同時に発生するといったこともあるでしょう。

電子機器は基本的に、故障すると修理費用が高くなりやすい傾向にありますので、日頃からのメンテナンスに加えて、万が一に備えて一定の金額を用意しておくことが大切です。

ブレーキの摩耗に注意する

アウディA6を含めて全般的に、日本の土地(道路事情)に合わせて作られていないため、ブレーキの摩耗に注意が必要です。

海外では問題なくても、日本ではトラブルになるケースというのはブレーキだけに限りません。

ブレーキローターも含めて、日常的に摩耗するものはしっかりとメンテナンスしておきましょう。

アウディA6の故障に関するリコール情報

アウディA6の故障に関するリコール情報は、以下のとおりです。

  • エンジンコンピュータープログラムの故障

エンジンコンピュータープログラムの故障

アウディA6では、エンジンコンピューターのプログラムに不備があることで、クーラントポンプへの電流によって車両火災が発生する危険性があるとの情報が発表されています。

平成25年11月12日〜平成27年1月10日アウディA6 2.0
アウディA6 アバント 2.0

【国土交通省】改善箇所説明図

アウディのリコールはすでにその多くが対応済みですが、新たな情報がないか気になった際には、以下のアウディ公式サイトで確認できます。

>>公式サイトのリコール情報検索はこちら

故障しにくいアウディの中古車の選び方

故障しにくい中古車のアウディを選ぶときには、以下の販売店であるかを確認しましょう。

販売店の選び方

  • 納車前の整備をしっかりと行っているプロの販売店であること
  • アウディの整備にまで対応できる販売店であること
  • 商品車の販売状態が「室内外共に」綺麗で行き届いていること
  • アウディの販売・取り扱い実績が多くあること

また中古車のアウディは、以下の状態をチェックしておくとさらに安心できます。

チェックポイント内容
車検への適合状態カスタム車が多いため
外された純正品があるかも大切
展示状態車両の状態を見ることが大切
・ボディが綺麗か
・室内のクリーニングは問題ないか
・エンジンルームは綺麗か
エンジン音本来はそれほどうるさくない
・異音がある
・違和感がある
などは注意
オイル漏れオイル漏れという致命的な症状がないか
点検記録簿による修理歴(過去歴)すべて記録簿に記載することになっている
交換パーツは特に確認しておくべき
リコールの改善対象の改善は済んでいるか
機能やエンジン種類が豊富にある
・目的の機能があるか
・エンジンに違いはないか
などは要確認

なお、エンジンルームは可能であれば手を入れて確認しておきたい部分ですし、警告灯がついていないかもチェックしておきましょう。

また、故障は寿命を決めるものではなく、オーナー様が多い車種では「それだけ報告も多くなる」傾向にあります。

10万キロ・20万キロと、走行距離を重ねても整備がしっかりしていれば現役で問題のないフィーリングを楽しめますし、走行距離が短くても故障が相次ぐことは十分にありえます。

寿命の基準によっても異なる部分ではありますが、故障で判断するのではなく、その車両の状態やメンテナンスの記録からチェックすると良いでしょう。

走行距離が10万キロを超えている場合には…

アウディの定期的なメンテナンスを怠っていた場合、以下の懸念が挙げられます。

走行距離によるエンジンの懸念

  • パワーロスによる出力低下している
  • エンジンの静粛性が損なわれている
  • 燃費が低下している
  • クーラント(LLC)漏れ
  • エンジンオイル漏れ
  • ハブベアリングからの音
  • ドライブシャフトブーツのグリス漏れ
  • サスペンションからの音 など

詳しくは、以下のページで触れているのでぜひ参考にしてください。

アウディの故障を予防する方法

アウディでは、車検・点検時にはエンジン内部の洗浄整備により、故障を予防する方法がおすすめです。

例えば、故障は早めの発見が必要なため、最低1年に1度は点検を行うと良いでしょう。

また、エンジンオイルの管理不足は重大な故障を招く可能性が高いことから、定期的な交換をおすすめしています。

さらには、アウディの故障で多いトランスミッションが精密機械であることも踏まえて、DSGオイルの定期交換により故障予防に努めましょう。

中古車オーダー販売 | カムズファクトリー

まとめ

アウディA6に発生しやすい故障と、修理費用の目安は以下のとおりです。

A6の故障箇所と費用まとめ

・ラジエーターの故障:5〜20万円
・ハイブリッド特有パーツの故障:お見積り
・ディーゼル特有パーツの故障:お見積り

中古車で購入した場合には、整備や現在の消耗品の状態によって、故障のしやすさが変わりますので、適切に対応を続けて長く乗り続けましょう。

A6の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。

中古車販売も手がけておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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