アウディ・ベンツ・BMWで故障しやすいのは?現役メカニックが解説

アウディ (Audi)

「アウディ・ベンツ・BMWで故障しやすいのはどれ?」という議論は、多くのところで行われているものです。しかし、乗ってみた感じだと壊れにくかった、故障が多くて維持費が高かったなどの声を見聞きするのも実情でしょう。

そこで本記事では、アウディ・ベンツ・BMWの故障について、現役メカニックが解説します。

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アウディやベンツ、BMWなど、輸入車は故障しやすい、修理が高額、というイメージがありますよね。修理や車検もどこへ依頼すれば良いか分からない、とお悩みの方、カムズへご相談ください。輸入車専門店ならではの豊富な知識と経験で、カーライフをサポートいたします。
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アウディ・ベンツ・BMWで故障しやすいのはどれ?

現役メカニックの視点から考えると、アウディ・ベンツ・BMWは国産車と比べると、以下の理由から故障しやすくなることがあります。ただ、いずれのメーカーも故障率が異常に高いといえるほど差はないですし、それを示す明確なデータはありません。

故障しやすいと考えられる原因

  • 日本の土地・気候に合わせて作られていない
  • 最先端の技術が発展途上段階である
  • 前のオーナーのメンテナンスが不足している
  • 電装部品の多用によるトラブルが多発する

これらの原因に加えて、中古車である場合には前のオーナー様がどのようなメンテナンスを実施してきたかも重要です。国産車が国内に適した性能で作られ、自然に故障率が下がっていることも高いと感じる要因の一つでしょう。

日常メンテナンスを欠かさず、定期的に整備を受けていれば大きなトラブルなく長く乗り続けられる車が、アウディ・ベンツ・BMWです。

アウディの中古車をチェックするポイント

アウディの中古車をチェックするポイントを、以下の表にまとめました。

チェックポイント内容
車検への適合状態カスタム車が多いため
外された純正品があるかも大切
展示状態車両の状態を見ることが大切
・ボディが綺麗か
・室内のクリーニングは問題ないか
・エンジンルームは綺麗か
エンジン音本来はそれほどうるさくない
・異音がある
・違和感がある
などは注意
オイル漏れオイル漏れという致命的な症状がないか
点検記録簿による修理歴(過去歴)すべて記録簿に記載することになっている
交換パーツは特に確認しておくべき
リコールの改善対象の改善は済んでいるか
機能やエンジン種類が豊富にある
・目的の機能があるか
・エンジンに違いはないか
などは要確認

故障率は明確な数値こそデータ化されていませんが、こうしたポイントに違和感がある場合には注意しておきましょう。

アウディ・ベンツ・BMWの故障でかかる修理費用

アウディの代表的な故障・修理にかかる費用の目安は、以下のとおりです。ベンツやBMWも同様の水準となると考えられます(パーツ代等で上下する可能性があり)。

ラジエーター6〜20万円
エンジンオイル(上がり下がり)50〜60万円
Sトロニック(トランスミッション)60〜80万円
エアコン16〜20万円
窓落ち(パワーウィンドウ)5,000円〜5万円
ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)20〜50万円
MMI(ナビ)5〜100万円
バンパー5〜50万円
EPC4〜55万円
ABS6〜60万円
ヘッドライト2〜17万円
スタート/ストップ1万円〜状態次第
ブッシュ類数千円〜10万円
ホイールバランス調整数千円〜5万円
タイミングベルト交換6〜12万円
冷却水の漏れ2〜10万円
オイル漏れ数千円〜2万円
警告灯点灯数万円〜
ハイブリッド数十万円〜
ABSセンサー(ECU)5,000円〜5万円
サーモスタット数万円〜25万円
ディーゼル特有部品の故障数万円〜状態次第
オルタネーターの修理6〜10万円
DSG(ミッション)20〜30万円

アウディにかかる維持費の目安

アウディにかかる維持費の目安は、1年間で約30〜50万円です。12ヶ月点検や24ヶ月点検(車検)の費用に加えて、消耗品の交換等が含まれます。

また、修理費用が高くなってしまうと、目安よりも高額になることがあります。そのため、定期的なメンテナンスをおすすめしております。とりわけ、以下の症状が出た場合には注意しましょう。

症状に気がついたら問い合わせ

  • エンジンのアイドリングが不安定なった
  • エンジンの吹け上がりが悪くなった
  • 異音などの音に敏感になる
  • 警告灯が点灯したら放置しない

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アウディの購入に迷うときにはカムズの「オーダー販売」で、「お客様が欲しいと思った車」を探してみませんか?欲しい車を探してネットサーフィンや車屋さんに足を運ぶのは、楽しいものですよね。

ただ、安くてお買い得だと思っても、「あれ?何かがおかしい」と感じるオーナー様がいるのも実情です。こうした修理入庫でこられた場合に高額な修理費用が発生して困ってしまうこともあります。

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アウディ・ベンツ・BMWの故障に関するQ&A

最後に、アウディ・ベンツ・BMWの故障に関する以下の質問と回答を紹介します。

  • アウディとBMWはどちらが壊れる?
  • アウディは壊れやすいですか?
  • アウディの人気の理由は?

アウディとBMWはどちらが壊れる?

アウディとBMWの故障率を比べると、どちらも同じ程度です。新車で購入した場合には、定期的なメンテナンスを受けることで、故障率を下げられます(国産車よりデリケートなイメージを持つことが大事)。

また、中古車で購入する場合には以下のポイントをチェックしておくと、安心できる車選びができるはずです。

チェックポイント内容
車検への適合状態カスタム車が多いため
外された純正品があるかも大切
展示状態車両の状態を見ることが大切
・ボディが綺麗か
・室内のクリーニングは問題ないか
・エンジンルームは綺麗か
エンジン音本来はそれほどうるさくない
・異音がある
・違和感がある
などは注意
オイル漏れオイル漏れという致命的な症状がないか
点検記録簿による修理歴(過去歴)すべて記録簿に記載することになっている
交換パーツは特に確認しておくべき
リコールの改善対象の改善は済んでいるか
機能やエンジン種類が豊富にある
・目的の機能があるか
・エンジンに違いはないか
などは要確認

アウディは壊れやすいですか?

アウディは、以下の理由で国産車と比べると壊れやすいと考えられます。

  • 日本の土地・気候に合わせて作られていない
  • 最先端の技術が発展途上段階である
  • 前のオーナーのメンテナンスが不足している
  • 電装部品の多用によるトラブルが多発する

ただ、整備次第であること、乗り方によっても影響されることを考えると、大きな開きはありません。

アウディの人気の理由は?

アウディの人気の理由は、細部にまで作り込まれていること、シンプルなデザインながらも最新技術を駆使した快適的な走行性能を実現していること、などが挙げられます。また、スポーティなデザインは国産車にないものですし、内装のラグジュアリー感も人気の秘密です。

まとめ

現役メカニックの視点から考えると、アウディ・ベンツ・BMWは国産車と比べると、以下の理由から故障しやすくなることがあります。ただ、いずれのメーカーも故障率が異常に高いといえるほど差はないですし、それを示す明確なデータはありません。

  • 日本の土地・気候に合わせて作られていない
  • 最先端の技術が発展途上段階である
  • 前のオーナーのメンテナンスが不足している
  • 電装部品の多用によるトラブルが多発する

カーライフサポートはカムズ

アウディやベンツ、BMWなど、輸入車は故障しやすい、修理が高額、というイメージがありますよね。修理や車検もどこへ依頼すれば良いか分からない、とお悩みの方、カムズへご相談ください。輸入車専門店ならではの豊富な知識と経験で、カーライフをサポートいたします。
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