現役メカニックが解説!アウディA1のよくある故障と修理・車検費用

アウディ (Audi)

アウディの中でも、コンパクトで人気のあるA1。

2011年(平成23年)に登場しており、相応の年数が経過していますから、購入したあとにすぐ故障しないかと不安を感じる人が多くいます。

そこで今回は、アウディA1の故障や弱点を現役メカニックがわかりやすく解説します。

なお、本記事では以下の種類を「アウディA1」と総称し、その故障や修理について触れていますので、ぜひ最後までご一読ください。

  • アウディA1Sportback(スポーツバック)
  • アウディA1citycarver(シティカーバー)

アウディA1の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。

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アウディA1で起きやすい故障と修理費用

アウディA1で起きやすい故障は、以下のとおりです。

A1で起きやすい故障

  • エアコンの故障
  • オルタネーター(発電機)の故障
  • DSG(ミッション)の故障
  • MMI(ナビ)の故障

それぞれ、故障の内容と修理費用の目安を現役メカニックが紹介します。

いずれも故障してしまうと修理にかかる費用が高くなりやすいですから、日頃からメンテナンスを定期的に受けておきましょう。

エアコンの故障

アウディA1では、経年劣化によってエアコンの故障が発生しやすくなります。

エアコンを使用する春から秋にかけて発生しやすくなり、一つの部品が故障するとエアコン全体の各部品に影響を与えて修理範囲も広くなります。

故障に気づくのは、エアコンのガスを圧縮するコンプレッサーから、焼付きによる異臭や異音が発生したタイミングです。

この場合、別の箇所で起きたトラブルによって、コンプレッサー内部に異常な高圧状態が引き起こされている可能性が高くなります。

アウディA1のエアコン故障では、部品代・工賃・エアコンガス代などで「約16〜20万円」がかかります。

オルタネーター(発電機)の故障

アウディA1では、バッテリーに電気を供給するオルタネーター(発電機)の異常も発生しやすい故障の一つです。

発電時には発熱する部品のため、経年劣化によって発電力が低下したり、正常に動作しなくなったりします。

また、故障に気づけるのはバッテリーがあがって動かなくなってからというケースが多く、レッカーを呼ぶ・バッテリー交換を試してみるなどで費用は高くなります。

アウディA1のオルタネーターの故障では、修理・交換代などで「約6〜10万円」がかかります。

DSG(ミッション)の故障

アウディA1では、DSG(ミッション)の故障が発生しやすく、リコールの対象となった箇所です。

メカトロニクス(自動車の電気制御技術)の異常によって正常に動作しなかったり、アッパーハウジングケースの強度不足による破損(※)が起きたりします。

場合によっては、走行距離に関係なくミッショントラブルとして見つかり、動かないといったことになる故障の例です。

アウディA1のDSGまたはメカトロニクスの故障では、修理・交換代などで「約20〜30万円」がかかります。

※7速乾式DSGの一部に不具合があるとしてリコール。日本国内では未発生とされている。

MMI(ナビ)の故障

アウディA1では、MMI(ナビ)の故障によって画面が映らなかったり、何も操作できなくなったりします。

MMI(Multi Media Interface)とは、ナビゲーションやオーディオ、ビジュアルプレイヤーなどの機能やスイッチをまとめてシンプルに操作できるAudiの独自システムのことです。

年式やグレードによって不具合が異なるため、専門の知識が必要であり、場合によっては交換となることもあります。

アウディA1のMMIの故障では、修理・交換代などで「約5〜100万円」がかかります。

A1の故障箇所と費用まとめ

・エアコンの故障:約16〜20万円
・オルタネーター(発電機)の故障:約6〜10万円
・DSG(ミッション)の故障:約20〜30万円
・MMI(ナビ)の故障:約5〜100万円

アウディA1における故障・修理の流れ

アウディA1における故障・修理の流れは、以下のとおりです。

  • ディラー・専門店に見積もりをもらう
  • 予算に合わせて修理を受ける

場合によっては、予算が足りなかったり、想定以上の費用で買い替えを検討したりすることもあります。

アウディA1の故障を安く修理するなら

アウディA1の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。

  • パーツ代が高くて困っている
  • 敷居が高くて修理を依頼しにくい
  • 緊急対応をお願いしたい

アウディA1の故障に限らず、専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。

お困りの際は、先ずはご来社いただき症状をお見せ頂ければ適切なアドバイスもさせていただき、お見積りもご提示させていただきます。

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アウディA1の故障で知っておきたいポイント

アウディA1の故障で知っておきたいポイントは、以下のとおりです。

症状に気がついたら問い合わせ

  • エンジンのアイドリングが不安定なった
  • エンジンの吹け上がりが悪くなった
  • 異音などの音に敏感になる
  • 警告灯が点灯したら放置しない

エンジンのアイドリングや吹け上がりの不調は、アウディの代表的な故障によって引き起こされる症状です。

また、各種パーツの破損では異音を発生させるケースが多いため、敏感に感じ取れると早期発見に繋がります。

なお、警告灯が点灯した場合でも走行できることで軽視されやすいですが、放置すると大きなトラブルに発展することも少なくありませんので、すぐに問い合わせしてください。

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そのほか、代表的な故障で知っておきたいポイントを以下3つにわけて紹介します。

  • ボディの傷や凹みは修理代が高くなる
  • Sトロニックミッションの故障に備えておく
  • A1では雨漏りが発生する

ボディの傷や凹みは修理代が高くなる

アウディA1のボディに傷や凹みが起きた場合は、修理代が高くなる傾向にあります。

国内車両と比べて同色の中古部品が見つかりにくかったり、板金・塗装に高い技術を求められたりするからです。

なかでも、リアゲート(後ろのドア)は、凹みやすいうえに中古部品が非常に少なく、修理代が高くなりやすい傾向があるので注意してください。

Sトロニックミッションの故障に備えておく

アウディA1のSトロニックミッションは、乗り手や整備の内容によって故障しやすくなる箇所です。

運転が荒ければ消耗品はより多く摩耗しますし、メンテナンスを怠っていればどこかで経年劣化による傷みが発生します。

例えば、発進時に異音があったり、変速時に衝撃を感じたりするなどです。

試乗できない場合はやむを得ないですが、こうした前のオーナーによって故障しやすくなっている可能性があり、高額なクラッチといった交換が必要になります。

A1では雨漏りが発生する

アウディA1では、窓の閉め忘れや半ドアなどに気をつけていても、雨漏りが発生することがしばしばあります。

ひどい場合には後部座席の足元まで水浸しになるほどで、その発生場所は様々です。

保管状況やシャワーリングテスト(水をかけて確認する方法)で、雨漏りの箇所を見つけて修理する必要があります。

ときには、接着剤で固定されているフロントガラスやリアガラスの上部から、経年劣化によってできた隙間をつたって雨漏りすることも。

アウディA1で足元が湿っぽかったり、水浸しになっていたりしたらすぐ相談しましょう。

アウディA1の故障に関するリコール情報

アウディA1の故障に関するリコール・サービスキャンペーン情報は、以下のとおりです。

  • DSGギヤオイルの故障
  • Sトロニックミッションの故障

DSGギヤオイルの故障

アウディA1のDSGギヤオイルの不具合によって、エンジンが始動できなかったり、発進できなかったりする危険性があるとして、リコール情報が発表されています。

2012年12月21日~2013年7月18日DBA-8XCAX

【国土交通省】リ コ ー ル 届 出 一 覧 表

Sトロニックミッションの故障

アウディA1の7速Sトロニックミッションに付属したハウジングの耐久性不足により亀裂が発生、油圧低下によって走行不能になる危険性があったため、リコール情報が発表されています。

対象の車種は、以下のとおりです。

平成25年10月10日~26年3月17日8XCTH
(ターボ+スーパーチャージャー)
平成22年10月20日~27年1/10日8XCAX
(1.4Lターボ)
平成26年5月3日~27年1月21日8XCPT
(1.4Lターボ)

【国土交通省】リコールの届出について(アウディ アウディ A1 1.4/90kw 他)アウディのリコールは

アウディのリコール・サービスキャンペーンはすでにその多くが対応および終了済みですが、新たな情報がないか気になった際には、以下のアウディ公式サイトで確認できます。

>>公式サイトのリコール・サービスキャンペーン情報検索はこちら

故障しにくいアウディA1の中古車の選び方

故障しにくいアウディA1の中古車の選び方は、以下の3つです。

  • エンジンルームが汚れていないか
  • 定期メンテナンスを受けているか
  • リアハッチに傷や塗装ハゲがないか

エンジンルームが汚れていないか

アウディA1の中古車を選ぶときには、エンジンルームの汚れがひどくないかを確認します。

なぜなら、スラッジ(黒い汚れ)が発生して異常に汚れている場合は、エンジンの内部で不完全燃焼や焼付きが起きている可能性があるからです。

他にも、エンジンルームにあるオイルフィーラーのキャップ汚れといった細かい部分まで確認できるとエンジンの不具合が起きにくい中古車を見つけられます。

定期メンテナンスを受けているか

アウディA1に限らず、自動車全般にいえるのが定期メンテナンスを受けているかどうかです。

オイル交換を定期的に受けてなかったり、消耗品を交換せずに乗り続けていたりする場合、購入直後から故障しやすい状態です。

事故歴や修復歴だけに限らず、日常メンテナンスが行われていたのか、すでに整備されているのかは確認しましょう。

リアハッチに傷や塗装ハゲがないか

アウディA1の中古車を選ぶ際には、リアハッチに傷や塗装ハゲがないか確認しましょう。

平成22年10月20日から23年8月10日までの期間で輸入されたアウディA1は、リアハッチとボディが接触する緩衝材が不適切で、塗装にダメージを与えることが発表されているからです。

緩衝材を対策品に交換したり、塗装保護シールが貼られていたりする場合は問題ありませんが、こうした小さな部分にまで目を向けることが大切です。

アウディの状態もチェック

また中古車のアウディは、以下の状態をチェックしておくとさらに安心できます。

チェックポイント内容
車検への適合状態カスタム車が多いため
外された純正品があるかも大切
展示状態車両の状態を見ることが大切
・ボディが綺麗か
・室内のクリーニングは問題ないか
・エンジンルームは綺麗か
エンジン音本来はそれほどうるさくない
・異音がある
・違和感がある
などは注意
オイル漏れオイル漏れという致命的な症状がないか
点検記録簿による修理歴(過去歴)すべて記録簿に記載することになっている
交換パーツは特に確認しておくべき
リコールの改善対象の改善は済んでいるか
機能やエンジン種類が豊富にある
・目的の機能があるか
・エンジンに違いはないか
などは要確認

なお、エンジンルームは可能であれば手を入れて確認しておきたい部分ですし、警告灯がついていないかもチェックしておきましょう。

また、故障は寿命を決めるものではなく、オーナー様が多い車種では「それだけ報告も多くなる」傾向にあります。

10万キロ・20万キロと、走行距離を重ねても整備がしっかりしていれば現役で問題のないフィーリングを楽しめますし、走行距離が短くても故障が相次ぐことは十分にありえます。

寿命の基準によっても異なる部分ではありますが、故障で判断するのではなく、その車両の状態やメンテナンスの記録からチェックすると良いでしょう。

故障しにくいアウディの中古車を買う際には販売店もチェック

故障しにくい中古車のアウディを選ぶときには、以下の販売店であるかを確認しましょう。

販売店の選び方

  • 納車前の整備をしっかりと行っているプロの販売店であること
  • アウディの整備にまで対応できる販売店であること
  • 商品車の販売状態が「室内外共に」綺麗で行き届いていること
  • アウディの販売・取り扱い実績が多くあること

まとめ

アウディA1に発生しやすい故障と、修理費用の目安は以下のとおりです。

A1の故障箇所と費用まとめ

・エアコンの故障:約16〜20万円
・オルタネーター(発電機)の故障:約6〜10万円
・DSG(ミッション)の故障:約20〜30万円
・MMI(ナビ)の故障:約5〜100万円

中古車で購入した場合には、整備や現在の消耗品の状態によって、故障のしやすさが変わりますので、適切に対応を続けて長く乗り続けましょう。

A1の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。

中古車販売も手がけておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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