
アウディの中でも、スポーツタイプとして人気のS3。
2004年には5ドアのスポーツバックが追加で生産され、スポーティでありながらユーティリティーカーとしても親しまれています。さらには2014年にセダンタイプをラインナップに追加し、幅広いオーナー様から人気を集めていますが、気になるのは故障の不安ではないでしょうか。
そこで今回は、アウディS3の故障や弱点を現役メカニックがわかりやすく解説します。
なお、本記事ではSportsback(スポーツバック)やA・S・RSモデルを含めて「アウディS3」と総称し、その故障や修理について触れていますので、ぜひ最後までご一読ください。
S3の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、高品質な修理・車検・カスタムに対応。アウディ愛好家のカーライフをサポートいたします。
アウディS3で起きやすい故障と費用

アウディS3で起きやすい故障は、以下のとおりです。
S3で起きやすい故障
- サーモスタットの故障
- 足まわりブッシュ類の故障
- ABSセンサーの故障
それぞれ、故障の内容と修理費用の目安を現役メカニックが紹介します。
いずれも故障してしまうと修理にかかる費用が高くなりやすいですから、日頃からメンテナンスを定期的に受けておきましょう。
サーモスタットの故障
アウディS3では、サーモスタットと呼ばれるクーラント(冷却する)を管理する温度計が故障することがあります。
警告音と同時に警告灯またはエラーメッセージが表示されることから、驚いたオーナー様も多いはずです。主な原因は、冷却水の漏れまたはサーモスタット本体の劣化(クラック)が挙げられます。
アウディS3のサーモスタットの故障では、工賃や部品代などで「約数万円〜25万円」がかかります。
足まわりブッシュ類の故障
アウディS3では、足まわりのブッシュ類で劣化による破損・亀裂が発生する故障があります。
経年劣化によるものがほとんどで、異音または走行時の振動で気づくことが多いものです。
アウディS3の足まわりブッシュ類の故障では、工賃や部品代などで「数千円〜10万円」がかかります。
ABSセンサーの故障
アウディS3では、ABSセンサーの故障が発生することがあります。
4輪のいずれかで何らかの原因を捉えて、エラーメッセージを表示するため、場合によっては関係のなさそうな複数の内容が表示されます。走行に大きな影響がないケースが多く、オーナー様によってはそのまま走行を続けることがありますが、安全性に問題があるためすぐ整備工場に依頼しましょう。
ABSセンサーの故障では、工賃や部品代などで「5,000円〜5万円」がかかります。
S3の故障箇所と費用まとめ
・サーモスタットの故障:数万円〜25万円
・足まわりブッシュ類の故障:数千円〜10万円
・ABSセンサーの故障:5,000円〜5万円
アウディS3における故障・修理の流れ

アウディS3における故障・修理の流れは、以下のとおりです。
- ディーラー・専門店に見積もりをもらう
- 予算に合わせて修理を受ける
場合によっては、予算が足りなかったり、想定以上の費用で買い替えを検討したりすることもあります。
アウディS3の故障を安く修理するなら
アウディS3の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。
- パーツ代が高くて困っている
- 敷居が高くて修理を依頼しにくい
- 緊急対応をお願いしたい
アウディS3の故障に限らず、専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。
お困りの際は、先ずはご来社いただき症状をお見せ頂ければ適切なアドバイスもさせていただき、お見積りもご提示させていただきます。
アウディS3の故障で知っておきたいポイント
アウディS3の故障で知っておきたいポイントは、以下のとおりです。
症状に気がついたら問い合わせ
- エンジンのアイドリングが不安定なった
- エンジンの吹け上がりが悪くなった
- 異音などの音に敏感になる
- 警告灯が点灯したら放置しない
エンジンのアイドリングや吹け上がりの不調は、アウディの代表的な故障によって引き起こされる症状です。
また、各種パーツの破損では異音を発生させるケースが多いため、敏感に感じ取れると早期発見に繋がります。
なお、警告灯が点灯した場合でも走行できることで軽視されやすいですが、放置すると大きなトラブルに発展することも少なくありませんので、すぐに問い合わせしてください。
そのほか、代表的な故障で知っておきたいポイントを以下2つにわけて紹介します。
- 警告灯がついたらすぐに整備を受ける
- 高額な修理費用には備えておく
警告灯がついたらすぐに整備を受ける
アウディS3では、警告灯またはエラーメッセージが複数表示されることが、故障でよく見かける事例です。
例えば、自らバッテリーを交換して発生したサージ電圧による故障だったり、オイルおよび冷却水の定期的な追加・メンテナンスを怠ったりするなどで警告灯は容易に点灯します。
原因を特定するためには、専用の診断機が必要となるケースがあり、整備工場またはディーラーにてすぐに見てもらうことが、大きなトラブルを未然に防ぐためのポイントです。
高額な修理費用には備えておく
アウディS3に限った話ではありませんが、ABSおよびECUの故障がおきた場合、基板の交換が必要となる事例で丸ごと取り替えとなることがあります。
そうすると、50〜60万円ほどの修理が必要となり、お財布にも厳しい状態となりかねません。整備工場等が保有している独自ルート等であれば、基板のみの交換に対応していることもありますが、こうした高額修理が発生することも踏まえて、あらかじめ備えておくことをおすすめします。
なお、国産車でも同様に電装部品は修理代が高くなる傾向にあり、アウディだけが高いものではないことも覚えておきましょう。
アウディS3の故障に関するリコール・サービスキャンペーン情報

アウディS3の故障に関するリコール・サービスキャンペーン情報は、以下のとおりです。
- 燃料ポンプの故障
- 制動装置の故障
燃料ポンプの故障
アウディS3では、燃料ポンプ内にあるメッキコーティングが破損し、異物として残留することで止まってしまうまたはエンジンが停止してしまうことから、リコール・サービスキャンペーンが発表されています。
平成26年3月17日 ~ 平成26年5月23日 | アウディ S3 SB |
平成26年3月19日 ~ 平成26年6月9日 | アウディ S3 セダン |
【国土交通省】リ コ ー ル 届 出 一 覧 表
制動装置の故障
アウディS3では、制動装置(ABS/ESC)のコントロールユニットの耐久性が不十分なため、基盤のICチップに亀裂が生じることで、リコール・サービスキャンペーンが発表されています。
平成20 年12 月15 日~平成21 年7 月13 日 | アウディ S3 |
【国土交通省】リ コ ー ル 届 出 一 覧 表
アウディのリコール・サービスキャンペーンはすでにその多くが対応および終了済みですが、新たな情報がないか気になった際には、以下のアウディ公式サイトで確認できます。
>>公式サイトのリコール・サービスキャンペーン情報検索はこちら
故障しにくいアウディの中古車の選び方
故障しにくい中古車のアウディを選ぶときには、以下の販売店であるかを確認しましょう。
販売店の選び方
- 納車前の整備をしっかりと行っているプロの販売店であること
- アウディの整備にまで対応できる販売店であること
- 商品車の販売状態が「室内外共に」綺麗で行き届いていること
- アウディの販売・取り扱い実績が多くあること
また中古車のアウディは、以下の状態をチェックしておくとさらに安心できます。
チェックポイント | 内容 |
---|---|
車検への適合状態 | カスタム車が多いため 外された純正品があるかも大切 |
展示状態 | 車両の状態を見ることが大切 ・ボディが綺麗か ・室内のクリーニングは問題ないか ・エンジンルームは綺麗か |
エンジン音 | 本来はそれほどうるさくない ・異音がある ・違和感がある などは注意 |
オイル漏れ | オイル漏れという致命的な症状がないか |
点検記録簿による修理歴(過去歴) | すべて記録簿に記載することになっている 交換パーツは特に確認しておくべき |
リコールの改善 | 対象の改善は済んでいるか |
機能やエンジン | 種類が豊富にある ・目的の機能があるか ・エンジンに違いはないか などは要確認 |
なお、エンジンルームは可能であれば手を入れて確認しておきたい部分ですし、警告灯がついていないかもチェックしておきましょう。
また、故障は寿命を決めるものではなく、オーナー様が多い車種では「それだけ報告も多くなる」傾向にあります。
10万キロ・20万キロと、走行距離を重ねても整備がしっかりしていれば現役で問題のないフィーリングを楽しめますし、走行距離が短くても故障が相次ぐことは十分にありえます。
寿命の基準によっても異なる部分ではありますが、故障で判断するのではなく、その車両の状態やメンテナンスの記録からチェックすると良いでしょう。
走行距離が10万キロを超えている場合には…
アウディの定期的なメンテナンスを怠っていた場合、以下の懸念が挙げられます。
走行距離によるエンジンの懸念
- パワーロスによる出力低下している
- エンジンの静粛性が損なわれている
- 燃費が低下している
- クーラント(LLC)漏れ
- エンジンオイル漏れ
- ハブベアリングからの音
- ドライブシャフトブーツのグリス漏れ
- サスペンションからの音 など
詳しくは、以下のページで触れているのでぜひ参考にしてください。
アウディの故障を予防する方法
アウディでは、車検・点検時にはエンジン内部の洗浄整備により、故障を予防する方法がおすすめです。
例えば、故障は早めの発見が必要なため、最低1年に1度は点検を行うと良いでしょう。
また、エンジンオイルの管理不足は重大な故障を招く可能性が高いことから、定期的な交換をおすすめしています。
さらには、アウディの故障で多いトランスミッションが精密機械であることも踏まえて、DSGオイルの定期交換により故障予防に努めましょう。
まとめ
アウディS3に発生しやすい故障と、修理費用の目安は以下のとおりです。
S3の故障箇所と費用まとめ
・サーモスタット:数万円〜25万円
・足まわりブッシュ類の故障:数千円〜10万円
・ABSセンサーの故障:5,000円〜5万円
中古車で購入した場合には、整備や現在の消耗品の状態によって、故障のしやすさが変わりますので、適切に対応を続けて長く乗り続けましょう。
S3の故障なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店として30年以上の実績と高い技術力で、低価格・高品質な修理をお約束します。
中古車販売も手がけておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。