「アウディについた傷の修理代が高い」とお悩みではないでしょうか。ディーラーに修理を依頼したら、数十万円の見積もりが出てしまった、ということもご相談いただきます。
場合によっては、出かけ先でドアパンチ(ドアを開けた際に隣の車にぶつける・ぶつけられる)によって、傷がついたというケースもあるはずです。
そこで本記事では、アウディの傷・へこみにかかる修理代と、費用を抑えるポイントを現役メカニックが解説します。
「修理で丸ごと交換となって高くなってしまった…」といった際に役立つ内容ですので、ぜひ最後までご一読ください。
専門店のカムズにお任せください
アウディについてしまった傷、ヘコミ等の板金修理なら、カムズにご相談ください。アウディ専門店ならではの豊富な実績と技術力で、修理代と品質の両面から考慮して、最適な方法をご提案し、過去の修理事例を交えて丁寧にご説明いたします。
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アウディの傷・へこみにかかる修理代の目安
アウディの傷・へこみにかかる修理代の目安は、『約3〜30万円』です。程度によっては安くなりますし、傷以外に大きな損傷がある場合は該当パーツの取り替えとなり、目安より高額になることもあります。
なお、ディーラーで依頼した場合の目安は、『目安の約2〜3倍』となる可能性が高いです。例えば、ドアやフェンダーの傷・へこみを修理するとなったら、丸ごと交換してしまうといった方法になる傾向があるためです。
また、付属してその他の箇所を点検し、必要に応じてパーツを交換するといった整備が含まれるとより高くなるでしょう。
アウディの傷の修理代を抑えるポイント
アウディの傷の修理代を抑えるポイントは、以下のとおりです。
修理代を抑えるポイント
- コンパウンドで傷を目立たなくする
- 不要な傷の修理はしない
- 依頼先を安さだけで選ばない
コンパウンドで傷を目立たなくする
アウディについた傷が軽度である場合は、コンパウンドである程度まで目立たなくすることができます。
プロの仕上がりには届かないものの、傷の広がりを抑えたり、錆びてしまったりするのを防ぐこともできます。
コンパウンドは市販されているため入手が簡単ですが、無理に擦ってしまうと余計な傷をつけることがありますので、使う際には注意してください。
不要な傷の修理はしない
アウディについてしまった不要な傷は、修理しないという選択肢も修理代を抑えるポイントです。
まず、代表的な傷には以下の種類があります。
- 線上の傷
- 引っ掻き傷
- 擦り傷
- ガリ傷
- へこみ傷
このうち、動物の爪によって発生する引っ掻き傷や、木の枝や鍵などによってついてしまう線上の傷は、コンパウンドだけで対応できます。
つまり、修理が必要なのは「擦り傷・ガリ傷・へこみ傷」の3種類だけです。
ただ、いずれも傷の程度が深い場合は修理が必要ですので、不安な場合は実際に見てもらって判断を仰ぐと良いでしょう。
アウディについた傷が、コンパウンドで対応できる範囲であれば、修理代をグッと抑えられます。
パーツ代は中古品を使う
アウディに傷がついてしまいパーツの交換となり、高額な修理代を支払えない場合は中古品を使うのも一つの方法です。
民間整備工場や専門店であれば、中古品を使った修理に対応している可能性が高いですから、問い合わせてみると良いでしょう。
依頼先を安さだけで選ばない
アウディについた傷を修理する際に、安さだけで選ばないことも大切です。なぜなら、安さで選んでしまうと技術力が足りずに傷が残ってしまうことで、また同様の修理を依頼するといった悪循環に陥るからです。
傷の修理とはいえ、一定の技術が必要ですし、満足できる状態に仕上げるためには一定の費用がかかるものです。大切な愛車のアウディについた傷の修理代を減らすだけを目的にせず、信頼できる場所に依頼する意識を持ちましょう。
悩んだときの判断基準
- 費用は適切か
- 日数は納得できる期間か
- 専門店のクオリティを確保できるか
アウディの傷の修理は専門店のカムズへお任せ
アウディの傷の修理は民間整備工場で中古部品を扱えて、専門としているカムズファクトリーへお任せください。
中古パーツや修理方法を、過去の事例から適切にすり合わせて、オーナー様のご希望にできるだけ応える形でご提案します。また、ディーラーと同等の技術・設備をご用意しているのも特徴です。
アウディについてしまった傷、ヘコミ等の板金修理でお困りのことがありましたら「カムズにご相談」ください。
アウディの傷の修理がディーラーで高くなる理由
アウディの傷の修理が、ディーラーで高くなる理由は以下が挙げられます。
ディーラーの修理代が高い理由
- 基本的に交換で対応するから
- お得な割引がないから
- 中古部品を使わないから
交換となればパーツ代が高額となりますし、ディーラーでは独自のお得な割引を提供しておらずやや高くなりやすい傾向もあります。また、パーツはすべて純正の新品となっていることも理由です。
一般的に、ディーラーでは自社の工場で対応する場合に加えて、下請けに修理を依頼することで浮いた費用の一部を利益とする形を採用する方法もありますから、必ずしもすべてが修理に使われるとは言い切れません。
こうしたことを背景に、カムズでは適切に中古部品等の利用をご提案しながら納得いただける修理を実施し、下請けに出すことなく自社の整備工場のみで対応する形を採用しています。
民間整備工場をおすすめする理由
アウディの傷の修理に、民間整備工場をおすすめする理由は以下のとおりです。
民間整備工場のメリット
- 費用を抑えられる
- 独自の割引を受けられる
- 修理までの日数が短い
ディーラーに傷およびへこみの修理を依頼すると、以下のメリットがある一方で費用が高いことがネックとなります。
ディーラーのメリット
- 定められた品質基準で品質の心配がいらない
- アフターフォローまで受けられる
- 正規店で安心感がある
また、ディーラーは交換の提案があったり、その品質を担保するための人件費等によって修理費用が高くなる傾向があります。その反面、正規店であること、仕上がりに心配なく安心感を得られるのが大きな利点です。
一方で、民間整備工場では中古部品や交換に頼らない修理方法を選び、修理代を抑えられます。アウディについてしまった傷、ヘコミ等の板金修理なら、カムズにご相談ください。
アウディ専門店ならではの豊富な実績と技術力で、修理代と品質の両面から考慮して最適な方法をご提案し、過去の修理事例を交えて丁寧にご説明いたします。
アウディの傷の修理は事故車(修復歴あり)扱いになる?
アウディの傷の修理は、その箇所によって事故車(修復歴あり)扱いになります。日本自動車査定協会のウェブサイトでわかりやすい例が挙げられていますが、「骨格部分の交換や修正の経歴(履歴)」があるものが該当します。
アウディにおいても同様で、以下の骨格に該当する部分の傷・へこみを修理すると事故車(修復歴あり)の扱いとなります。
事故車(修復歴あり)の該当箇所
- フレーム(サイドメンバー等)
- クロスメンバー
- インサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロア
- トランクフロア
例えば、バンパーやフロントフェンダー、トランクやボンネットも修復歴にはなりませんが、ドアは交換および損傷したフレームの修理となれば該当するといった形です。
アウディの傷を修理すると履歴が残る?
アウディの傷を修理すると、事故車(修復歴あり)に該当する際には履歴が残ります。ディーラーでは確実に残りますし、一般整備工場でも履歴を残します。
ただし、少し擦った程度の傷は修復歴ではなく『修理歴』ですから、記録に残っても大きな影響はありません。また、一般整備工場では修復歴を消すといった方法を取るところもあります。
カムズでは、次のオーナー様によって大きな不利益となる可能性がある(修復歴によってトラブルの発生度が変わる可能性を含めて)ことから、修復歴の削除は対応しておりません。
修復歴を消す・隠すのはリスクが高い
アウディに限らず、傷およびへこみで事故車(修復歴あり)となる「修復歴の削除」は、告知義務違反や売却後の損害賠償といったトラブルのリスクが非常に高い方法です。高く売却するためといった理由で、修復歴を消す・隠すのはやめておきましょう。
アウディについた傷の修理の事例
実際にカムズで、アウディについた傷を修理した事例を以下にわけて紹介します。
- アウディA4のロッカーパネル修理
- アウディA4のリヤバンパーヘコミ修理
- アウディA4のホイール修理
- アウディS6のバンパー+57:63修理
- アウディA6のメッキモール磨き
アウディA4のロッカーパネル修理
アウディA4のロッカーパネル部のかなり大きな損傷の修理です。
修理方法としては、複雑な損傷なので引き出し修理は不可能となり、新品パネルを部分で交換する方法となります。
パネル交換を行う前にリヤドア、作業部位の付属部品を取り外します。既にカットパネルをボディにスポット溶接とミグ溶接で挿入された状態です。
塗装の下地作業を終え、今まさに上塗り塗装直前の状態です。
アウディA4のリヤバンパーヘコミ修理
アウディA4アバントのリヤバンパーのヘコミ修理となります。
修理方法はバンパーを外し熱をかけてへこんだ部位を修正して直します。交換ではなく再利用にての修理です。
リヤバンパーを外すにはテールランプ左右を外したのちに本体を外す手順となります。軽量化のためにバンパーの骨格(ホースメント)はアルミ材でできていることがわかります。
バンパーカバーのヘコミを修正し、丸ごと塗装をした状態です。
ボディー本体にバンパーを組み込んで完成となりますが、修理した部分がほとんど判断できない状態にまで復元できます。ちなみに、ディーラーさんではこの場合すべて交換となると思いますが、それでは修理費用も高くなってしまいます。
アウディA4のホイール修理
社外ホイールのガリキズ修理の様子です。
路肩によりすぎたりするとアッと思った瞬間にできてしまうガリキズ。後々悔やむことが多くありませんか。ですが、この傷が完全に復活いたしました!
キズを治す修理工程のご紹介はできませんが、復元した出来栄えをご覧ください。
ホイールと言えどもこの充実した光沢感。
この後タイヤを組み込んで元の姿に戻りますが、たかがキズですがこれが原因で車自体の手入れが疎かになったりしてしまいます。
このようにたった1本のキズでも早めに直せば気持ち的にもすっきりします。今回の修理費用は30,000円(消費税別)となります。
アウディS6のバンパー+57:63修理
車の運転席からは、特に低い位置の周りは見えなくガッと音がした瞬間にこのような傷がついてしまいます。今回はこの修理を低価格にて修理をいたしましたのでそのご紹介となります。
本来ならバンパー本体をボディから外しての作業としたいところですが、ご覧のように装着のまま下地の作業をいたしました。
塗装が終了したところです。バンパーのほぼ半分の範囲で塗装をしておりますので費用面も低くすることが可能ですし、出来上がりはほとんどわかりません。
ちなみに、ディーラーさんではバンパー交換となり、高額な修理となると思います。
完成してオーナー様にご覧いただいても、果たしてどの部分を直したか判断が付かない状態まで精度が高い修理です。修理費用は、交換に比べ3分の1程度で済みます。
アウディA6のメッキモール磨き
アウディ始めほとんどの車にメッキモールディングが装着されています。
メッキ効果により車に高級感を出しているのですが、近年の酸性雨のお陰で有見正のメッキモールの腐食を呼んでしまいます。
ご覧のようにこれが腐食です。この状態を復元するのがメッキモール磨き商品です。
磨き施工後の状態がこれです。ほぼもとからの状態に復元されております。
こちらはルーフモールですが、同じように真っ白くなっています。見た目にも良くないですね。
ご覧のようにルーフモールも復活しました。車に高級感を出す目的がこれでは台無しです。
かといって新しいパーツもあるので、交換となると取換え費用含め1台20万円以上は楽に超えてしまいます。ちなみに今回のこの費用は1台分すべて含んで 60,000円(消費税別)です。
車の美しさ、品格を取り戻す費用としては高いですか、それとも…。
このように、アウディについた傷の修理も専門店のクオリティと価格で対応いたしますので、カムズにご相談ください。
アウディの傷の修理代に関するQ&A
アウディの傷の修理代に関する以下のQ&Aへ、現役メカニックが回答します。
- アウディで縁石に擦った場合の修理代は?
- アウディの傷の修理に保険は必要?
- アウディの傷を修理する整備工場の選び方は?
- アウディで傷がつきやすい場所は?
アウディで縁石に擦った場合の修理代は?
アウディで縁石に擦った場合の修理代は、「1〜10万円ほど」が目安です。コンパウンド等で対処できるものはオーナー様で修理でき、数千円となるケースもあります。
ただし、パテが必要であったり、板金による修理が必要になったりすると高額となります。また、パーツそのものを交換する際も高額修理となる代表例です。
なお、傷の程度(深さや範囲)によって異なりますので、お困りでしたらぜひご相談ください。
アウディの傷の修理代に保険は必要?
アウディの傷の修理代には、基本的に保険は必要ありません。交換および事故(相手がいる場合を除く)によって大掛かりな修理が必要となる場合以外は、使わないという選択肢も入るでしょう。
また、加入している任意保険等によっては、適用されず使えない可能性がありますので、契約内容をよく確認しておくと良いでしょう。
アウディの傷を修理する整備工場の選び方は?
アウディの傷を修理する整備工場の選び方は、以下のとおりです。
- 専門店であるほど経験・技術があること
- 専用のテスター等が揃っていること
- 適切に中古部品等の利用を提案できること
いずれの特徴をもったカムズでは、丁寧に説明しながらご希望にできるだけ応える形で施工しております。お気軽にお問い合わせください。
アウディで傷がつきやすい場所は?
アウディで傷がつきやすい場所は、以下が挙げられます。
- バンパー
- フェンダー
- ドア
- フレーム
中でもフレームは特殊な機械と技術を必要としますし、バンパーはディーラーだと交換になることもありますから、高くなりやすいといえます。
まとめ
アウディの傷・へこみの修理代の目安は、「約3〜30万円」です。また、ディーラーでは2〜3倍になることが多く、交換等でさらに高額となる傾向にあります。
アウディの傷の修理は民間整備工場で中古部品を扱えて、専門としているカムズファクトリーへお任せください。
中古パーツや修理方法を、過去の事例から適切にすり合わせて、オーナー様のご希望にできるだけ応える形でご提案します。また、ディーラーと同等の技術・設備をご用意しているのも特徴です。
アウディについてしまった傷、ヘコミ等の板金修理でお困りのことがありましたら「カムズにご相談」ください。