BMW3.0CS 作業も順調に推移、ついに塗装の色付け作業に|レストア神奈川

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BMW3.0の美しさを取戻すためにお預かりいたしております作業も最終段階へと進めております。その最終段階とは、ボディへの色付け(ペイント)となります。

色付け作業も一度にすべて行うわけにはいきません。パーツ点数も多くありますので4回ほどに分けて行うこととなります。

初手は、

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フロントのボンネット及びトランクパネルから取り掛かります。

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正にこれから色付け作業に入る直前ですが、その各パネルは耐水ペーパーで研ぎ澄まされて、多少光沢掛かっていることがお判りかりいただけると思います。

塗装作業にとって一番大切なことがこの状態で塗装面の異常がないかを確認することとなります。仮にこの段階でキズ、へこみ等がありそのまま色付けをした場合には、すべてその痕跡が塗装面に出てしまいます。

それでは何のために一生懸命作業をしてきたか意味がありません。

それに、一度色付け後にそれが発見されれば再塗装となってしまいますが、再塗装すること自体が全く意味がありません。

特にこのような大掛かりな作業の場合には、一度にすべてを完成させることに意味があり、それは完成度に差が出てしまいます。

なので、塗装作業は一発勝負の真剣差が求められます。

そこでその塗上りが

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ご覧ください。

この段階で平準な塗装面と光沢が出ていることがお判りいただけると思います。

新車の塗装面と同等の品質に既に近付けていますので、けっして磨き込んで光沢など出すことはありません。

現在の補修塗料の性能は、塗り方さえ正しければ新車と同等の塗膜性能を持っておりますので美しいい塗上りをさせることが可能となります。

さあ、この後はボディ本体へと進めます。

武藤でした。

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