BMW3.0CSの美しさを取戻すことでお預かりの作業も最終段階へと進捗しております。 前回は外装パネルへの色付けまで進めることができましたが、今回はボディ本体作業となります。
今までの作業工程でボディ全体に下地の層を作るためにサフェーサーをボディ全体に塗り込んでおりましたので、このサフェーサーを平準に研ぎ込む事に集中します。
ただし、ボディ全体ともなるとさすがに研ぎ込むだけでかなりの時間を必要とします。
必要なところ以外に塗料が説かないようにマスキング作業をしっかり行い色付け作業直前の状態となっております。
スプレーを担当するスタッフのこの時点の心境は、面積の大きい作業となりますので、ミスの無いようかなり神経を集中する必要があります。
そのスタッフが集中して塗り上げたのが
ボディカラーが濃紺色なので塗装面の光沢を写真でもかなり判断できると思いますが、平面はともかく、特に側面への均一な光沢で作り上げる塗り込みはかなりの技術が必要となります。
新車の場合にはロボットによるコントロールされた塗装を施しますが、こちらはハンドによるものですので、しかも均一な光沢を求められるので相応のテクニックが必要とします。
ですが、均一の光沢で塗り上げることにより取り外したパーツを組み込む事で、車全体の仕上がり精度と時間も短縮となり高レベルの品質に繋がります。
今回のボディ本体への塗装作業も大方目途がつき、この後はガラス他の取り付けを待って完成となります。
次回はその姿をお見せできます。
武藤でした。
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