プレミアムコンパクトとして人気のアウディA3。4代目からは3ドアハッチバックモデルが廃止されたものの、高性能モデルのスポーツバックやセダンは根強い人気を誇ります。
しかし人気があるのと同時に、車検を控えかかる費用や内容、買い替え時期に悩む人は多くいるのも実情です。
そこで今回は、アウディA3の車検や費用を現役メカニックがわかりやすく解説します。
なお、本記事では「アウディA3全般」の車検や内容、かかる費用について触れていますので、ぜひ最後までご一読ください。
アウディA3の車検はカムズファクトリー
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アウディA3の車検にかかる費用
アウディA3の車検にかかる費用の目安は、カムズを例にすると「約75,020〜91,300円+整備費用(修理・交換)+法定費用(車両重量税+自賠責保険料+印紙代等)」です。
項目 | 通常車検 | まるとく環境車検 Sパッケージ | まるとく環境車検 Wパッケージ |
---|---|---|---|
24ヶ月法定点検 | 40,700円 | 40,700円 | 40,700円 |
4ガス測定(CO・HC・CO2・O2) | × | ○ | ○ |
車検代行料 | 11,000円 | 11,000円 | 11,000円 |
ブレーキオイル交換 | 2,090~円 | ○ | ○ |
エンジンオイル交換 | 8,140~円 (2000ccの車で計算) | ○ | ○ |
サービスリマインダーリセット | × | ○ | ○ |
環境整備(カーボンクリーニング) | × | ○ | ○ |
オイルシステムクリーニング | × | × | ○ |
車検費用 | 61,930~円 | 75,020円 | 91,300円 |
新車で購入した場合には、故障が発生しにくく部品の交換は必要ないことから安く受けられます。しかし、2回目・3回目と回数を重ねるごとに消耗品の交換や、部分的な修理が必要になり、やや費用がかかります。
また、アウディA3の車検には法定費用がかかります。「~1,500kg以下」ですから「24,600円〜」の重量税に加えて、自賠責保険料と印紙代を加えると「46,410円〜」です。
項目 | 内容 | 費用目安 |
自動車重量税 | 車両重量で課税される金額(2t未満の例) | 24,600円 13年経過(34,200円) 18年経過(37,800円) |
自賠責保険料 (毎年4月に変更) | 軽自動車・普通乗用車の2種類で支払う固定の金額 | 20,010円 |
印紙代 | 車検の書類に添付する公的な金額 | 1,800円〜 |
環境性能割 (購入・譲渡の場合) | 燃費性能に応じて0〜3%を課税 (R8を除く全てのモデルは2020年度の燃費基準を達成で1%の減税) | 最大3% |
合計 (環境性能割を除く) | 自動車重量税+自賠責保険料+印紙代 | 46,410円〜 |
※2023年1月に自動車検査証の電子化によって印紙代の値上げが実施(いずれ減額される見込みのよう)
車検費用をできるだけ抑えたい人は、普段から定期的なメンテナンスを受けて、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
なお、アウディのディーラーで車検を受ける場合は、さらに高くなる可能性があることは念頭に入れておきましょう。
ディーラーの車検費用の目安
ディーラーで受けるアウディA3の車検にかかる費用の目安は、「約61,930円〜」に加えて整備費用ですから「約10〜15万円」です。
新品の部品を使って適切な方法で整備を受けられ、メーカーの補償に加入している場合は手厚いメンテナンスも受けられます。
ただ、車検に特有の割引を用意していないことが多く、基本的にメーカーが推奨するものを修理やメンテナンスに使うため高額になりやすい傾向にあります。
民間整備工場と比べて、メーカー推奨の安心感を得られるのが大きなメリットとなるでしょう。
アウディの車検はどこで受けるのが安い?お得?
アウディの車検は、ディーラー以外の民間整備工場(一般整備工場)がお得です。
確かにディーラーであれば、純正の新品部品を使用し、すでにマニュアル化された正しい手順で整備を受けられるため安心です。
しかし、愛車に乗り続けるなら「車検費用を含めて維持費はできるだけ抑えたい」というのも実情でしょう。
民間整備工場では、以下の理由でお得に車検を受けられ、さらに費用を抑えられます。
- 独自のお得な割引を受けられる
- 部品代金を抑えられる
- 車検の期間が短い
また、ディーラーで発生しやすい待ち時間(整備期間)も短く、素早くそしてお得に車検を受けられるのが民間整備工場の利点です。
- 車検に疑問・不満を感じている
- 燃費が悪くなった気がする
- 力がない(フィーリング等)が悪いと感じる
などのお悩みを抱えている際は、カムズファクトリーの「まるとく環境車検」をご検討ください。
まるとく環境車検は、排気騒音・走行騒音・振動等の低減整備に加えて、燃焼効率改善から省燃費等の「環境汚染防止整備」を実施し、オーナー様にもメリットのある車検です。
カムズの車検はここが違う!
- カーボンクリーニングを実施
- 専用診断機のコンピューター診断に対応
- 当社専用のエンジンオイルの交換が無料
アウディA3の車検でかかるその他の整備費用の例
アウディA3の車検でかかるその他の費用として、発生率の高い故障を修理した際にかかる費用の目安は、以下のとおりです。
A3の故障箇所と費用まとめ
- エアコンの故障:2〜20万円
- 足回りブッシュ類の故障:8〜12万円
- パワーウィンドウの故障:6〜8万円
- 冷却水の減少による故障:7〜9万円
- EPC点灯故障:5〜12万円
アウディA3の車検で用意が必要な書類
アウディA3の車検で用意が必要な書類は、以下が挙げられます。
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 納税証明書
- 身分証明書
- 委任状(代理人の場合)
- 印鑑(適宜)
印鑑は行政手続きにおける認印の原則廃止によって、2021年1月1日から継続検査の場合、署名または押印の必要がなくなっています。
車検証においても、使用者の認印が指名欄への記入だけとなり、印鑑は不要です。ただし、その他の手続きにおいて印鑑を必要とするケースはいまだにありますから、用意しておくと安心でしょう。
アウディA3の車検の流れ
アウディA3の車検の流れは、以下のとおりです。
- 内容を相談する
- 見積もりを取る
- 車を入庫する(代車となる)
- 車検を受ける(調整が入る部分)
- 車検終了後に車を引き取る
予算によってメンテナンスの内容を調整したり、今後にかかる費用を予想しながら買い替えを検討したりすることもあります。
アウディに限らず、車はおよそこの流れにそって車検を受ける形となりますので、覚えておきましょう。
アウディA3の車検整備(ドライブシャフトブーツ交換)の事例
アウディA3(8P)車検整備でお預かりしました。右側ドライブシャフトのインナーブーツとアウターブーツが切れていたのでブーツ交換。純正部品 (1K0498203、1K0498201C)を使用しました。
ドライブシャフトブーツはエンジンからの回転をタイヤに伝える為のシャフトの間接の役目をするジョイント(可動部)のゴムブーツです。
可動部には動きやすいようにグリスが塗ってあり、そのグリスが飛び散らない様にするのと内部にゴミや水が入らない様にブーツが付いています。
そのドライブシャフトブーツはゴム製なので経年劣化で切れてると内部のグリスが飛び散りますので、車検に通らないだけではなく、危険ですし、更にそのままの状態が続くと最後にはグリス分が無い状態でジョイント部(可動部)を動かすことになり、ジョイントを痛めてしまいます。
最悪はドライブシャフト自体の交換が必要になり思わぬ出費になる事があります。車検時以外にも12ヶ月点検でもドライブシャフトブーツは点検しますので、カムズでは積極的な実施をおすすめしています。この度はご利用いただきありがとうございました。
アウディA3の車検・費用で気になるQ&A
アウディA3の車検・費用で気になるQ&Aを、以下に分けてまとめて紹介します。
- アウディA3の初回車検の費用は?
- アウディA3の車検は5年目や7年目から高くなる?
- アウディA3の車検は3回目から高くなる?
アウディA3の初回車検の費用は?
アウディA3の初回車検費用は、継続車検の費用と比べて6,000円ほど高い金額です。なお、重量税はエコカー減税が適用されるほど安くなるため、さらに金額を抑えられます。
まず、3年で法定費用を計算するため、以下の金額が増えます。
- 自賠責保険:27,180円
- 重量税:36,900円(エコカー減税なし)
そのため、自賠責保険が7,170円ほど高くなるものの、重量税は18年経過においても900円やすくなることから、初回の費用が安くなります。また、修理・交換するパーツも少なく、最低限の金額で受けられるでしょう。
アウディA3の車検は5年目や7年目から高くなる?
アウディA3に限らず、車検にかかる費用は回数を重ねるごとに高くなるのが一般的です。車の走行距離や経年劣化により、交換部品や整備の面でかかる費用がかさむためです。
5年目の車検で交換する必要がある部品もあれば、7年目の車検で初めて交換する部品もあり、年数が経つほど交換する部品は増えていきます。そのため、車の購入から時間が経つほど車検にかかる金額は高くなるわけです。
アウディA3の車検は3回目から高くなる?
アウディA3の車検は3回目には高くなる可能性が高いです。走行距離や経年劣化の影響で交換が必要な部品が増えるためです。
自動車の部品には交換の目安が長い部品もあり、3回目の車検ではじめて交換するものも出てきます。そのため、3回目から車検の費用が高くなるといった形となるでしょう。
カムズなら10万キロ超えのアウディA3にも対応
アウディは、およそ10年以上乗り続けられます。走行距離が10万キロ・20万キロと増え続けたとしても、メンテナンスを続けたり、修理できないほどの事故を起こさないよう運転したりするだけで、現役のフィーリングを保てるからです。
1年間で増える走行距離の目安は、一般的に「1万キロ」ですから、相当な問題がない限りは何年でも乗り続けられるでしょう。ただし、いつまでも愛車として乗り続けるためには、オーナー様の細やかな気配りに加えて、信頼できる整備工場を見つけておくことが大切です。
まとめ
アウディA3の車検にかかる費用の目安は、カムズを例にすると「約75,020〜91,300円+整備費用(修理・交換)+法定費用(車両重量税+自賠責保険料+印紙代等)」です。
アウディの車検は、新車・中古車に限らず整備内容(消耗品等の状況)によって金額が上下しますので、頼れる整備工場を探しておきましょう。
A3の車検なら、アウディ専門店のカムズにおまかせください。専門店ならではの豊富な知識と経験で、低価格・高品質な車検をお約束します。予約は便利なネットからもOK。お得な割引特典もご用意しております。