メンテナンス時期のリセット方法は？アウディのお悩みをプロが解説

サービス・インターバル・ディスプレイをご存知ですか？メンテナンス時期が来ると、スパナのマークやメッセージでお知らせしてくれる機能です。

• 〇〇の時期です！
• Service Due!

などの表示が代表的で、メンテナンスを知らせるこのメッセージを消すためには専用の機器が必要となります。

本記事では、アウディのメンテナンスリセットの方法やセルフで変更する手順を、現役メカニックが解説します。

アウディのメンテナンスリセットとは？

アウディのメンテナンスリセットとは、「〇〇の時期です！」と表示されるメッセージを消すことです。

オイル交換の時期や法定点検の時期が来ると、「サービス・インターバル・ディスプレイ」にメッセージが表示され、整備を受けるタイミングで適切にリセットを実施します。

本来であれば、ディーラーで整備を受けるとリセットされます。しかし、民間整備工場やカー用品店等でオイルを交換した際にリセットが行われないといったことで、ずっとそのままというケースが多くあります。

サービスインターバルリセットのこと

アウディのメンテナンスリセットは、サービスインターバルリセットとも呼ばれます。

定期的に交換が必要な部品や、法定点検といった一定のサイクルで実施されるメンテナンスにおいて、適切な時期をコンピューターが診断し、それをディスプレイに表示することで「整備忘れ」を防ぐものです。

アウディのメンテナンスリセットを手動で行う手順

アウディのメンテナンスリセットは、法定点検の時期をお知らせするメッセージを除き、ナビ（MMI）から操作することでリセットできます。

アウディのメンテナンスリセットの手順

1. ナビ（MMI）の「MENU」または「CAR」を押す
2. 「設定」を選択する
3. 「点検整備」を選択する
4. 「点検整備時期」を選択する
5. 「〇〇交換サイクルのリセット」を押す
6. リセットの完了

なお、車種によっては操作方法の違いがあったり、そもそもリセットできなかったりするので注意してください。

専用の機器を使ってリセットする

アウディのメンテナンスリセットは、個人向けに販売されている機器を使ってリセットする方法もあります。販売されている製品によって手順が異なるため、それぞれを参照してください。

なお、専用に販売されているものの安全性については、補償しかねますので「自己責任」となることに留意してください。

アウディの法定点検時期メッセージをリセットする方法

アウディの法定点検時期メッセージ（Service Due）をリセットする方法は、ディーラーまたは専用の機器を扱える専門店に依頼することです。

依頼してから素早く作業に入れると、約10分で終わるシンプルな施工です。金額は店舗によっても異なり、「無料から1万円未満」で済みます。

カムズファクトリーでは、専用の機器を用いて以下のチェックを実施しています。

また、オイル交換および車検でも同様に、整備内容に含めて実施しますので、煩わしいメッセージで悩むことはありません。

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アウディのメンテナンスリセットに関するQ&A

最後に、アウディのメンテナンスリセットに関するQ&Aを以下にわけて紹介します。

• Audi Service Due!の消し方は？
• アウディの点検時期表示は？
• アウディのサービス時期は？

Audi Service Due!の消し方は？

Audi Service Due!の消し方は、ディーラーおよび専門店にてリセットを受ける方法が確実です。VCDSを使ったDIYおよびセルフメンテナンスによって消したり、リセットボタン等を活用したりする方法は、適切に行わなければ他のトラブルを招いてしまうものです。

カムズファクトリーでは、Audi Service Due!の削除にも対応しております。

アウディの点検時期表示は？

アウディの点検時期表示は、オーナー様に向けて点検の時期を知らせるメッセージのことです。コンピュータが走行距離や整備を受けた時期から適切に計算し、整備忘れを未然に防ぎます。

走行に問題があるものではありませんが、気になる場合はリセットを受けましょう。

アウディのサービス時期は？

アウディのサービス時期は、走行状態によってメンテナンスを受ける時期をお知らせする機能のことです。例えば、アウディのディーラーでは「1年または15,000km」、「2年または30,000km」などのタイミングで実施する形をとっており、そのタイミングに合わせて表示されます。

まとめ

アウディのメンテナンスリセット（サービス・インターバル・ディスプレイの表示）をリセットするためには、専用の機器が必要です。また、安全にリセットしたい場合にはディーラーまたは専門店へ依頼しましょう。