【放置NG】ボルボのオイル漏れの原因と修理費用の目安

エンジンオイル

「エンジンから異常な臭いがする」「油の滴やシミを発見した」という経験はありませんか?これらは、ボルボのオイル漏れの兆候かもしれません。

確かに、オイル漏れは多くの車で発生する問題ですが、ボルボのような高性能車では特に注意が必要です。オイル漏れを放置すると、火災リスクやエンジンダメージ、滑りやすい路面による交通事故の危険があります。

そこで、この記事では、ボルボのオイル漏れの原因、症状、修理費用の目安、そして予防方法について解説します。

特に、オイル漏れの症状を見逃さず、早期発見・早期対応をすることが重要です。「ボルボでオイル漏れに直面している」「予防策を知りたい」という方に役立つ記事となっているため、ぜひ最後までご一読ください。

ボルボのオイル漏れでかかる修理費用の目安

ボルボのオイル漏れでかかる修理費用の目安は、約15,000円〜です。主に、費用に含まれるのは以下の金額です。

  • エンジンオイル漏れ診断
  • 故障部位のパーツ代
  • 作業工賃

これらはあくまで目安であり、修理をするボルボの正規ディーラーや専門の修理工場によっても価格は変動します。また、古いモデルや希少車種の場合は部品の入手が困難であり、それに伴い部品費が上昇することもありますので注意が必要です。

さらに、オイル漏れと一言でまとめても原因は多種多様で、簡単な作業であれば目安よりも安くなりますし、その逆もありえます。そのため、事前の見積もりをしっかりと取ることで費用の予測を立てましょう。

ボルボのオイル漏れを見つけたらカムズファクトリーへ

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ボルボのオイル漏れは、専門の知識と技術を持つカムズファクトリーにお任せください。

オイル漏れは見つけにくく、気づいた時には大きな問題になっていることも少なくありません。実際に、私たちの工場でもオイル漏れに悩むお客様からの相談が絶えないものです。

お客様からの相談例

・どこに依頼するべきか悩んでいる
・海外仕様に国内のスタンド等が対応できるか不安
・ディーラーより費用を抑えたい

私たちはアウディ・ボルボ・ワーゲン専門の修理工場として、オイル漏れに対する専門的な診断と修理・対応にいたるまで、トラブル解決をサポートします。

特に、ボルボ特有のオイル漏れの問題を抱えている場合、一般の修理工場では見落とされがちなポイントもカムズファクトリーならしっかりチェック。ボルボのエンジンに特化した経験豊富なメカニックが、あなたの愛車を丁寧に診断・修理いたします。

お車のオイル漏れにお悩みの方は、ぜひカムズファクトリーにご相談ください。

ボルボのオイル漏れ放置が危険な理由

ボルボのオイル漏れ放置が危険な理由は、以下の3つが挙げられます。

ボルボのオイル漏れ放置が危険な理由

  • オイル漏れによる火災リスク
  • エンジンへのダメージによる故障
  • 滑りやすい路面のリスク

オイル漏れによる火災リスク

ボルボにおいて、オイル漏れは火災リスクを引き起こす可能性があります。オイルは可燃性が高いことから、漏れたオイルがエンジンの熱い部分に接触すると、発火しやすい状況を作り出します。

他にも、以下の火災リスクが挙げられます。

  • オイルパンからの漏れがエキゾーストマニホールドに達するケース
  • 燃料漏れと合わさり、オイルの引火性が高まる状況

特に、オイルフィルターの近くや排気系統にオイルが滴り落ちた場合には、注意が必要です。

エンジンへのダメージによる故障

また、オイル漏れによって、ボルボのエンジンに深刻なダメージが生じる可能性もあります。エンジンオイルはエンジン内部の潤滑を担い、あわせて冷却や洗浄、密閉といった重要な役割を果たしているものです。

しかし、オイル不足になると適切な潤滑が得られず内部も摩耗しやすくなります。また、オイル圧力の低下によるエンジンのパフォーマンス悪化、ひどい場合には焼きつきを起こしてエンジンブローを引き起こすでしょう。

滑りやすい路面のリスク

意外に思うかもしれませんが、漏れたオイルが路面に付着することで、滑りやすい状態を作り出し、車両のコントロールを失うケースもあります。めったにありませんが、特に以下は危険な状態です。

  • 雨天時にオイル混じりの水溜りが形成されるケース
  • 急カーブや坂道でのオイルの膜が車のグリップを減少させる瞬間

最悪の場合は、非常に大きな事故につながってしまうでしょう。では、オイル漏れにどう気づいたら良いのでしょうか。次項で、詳しく解説します。

ボルボでオイル漏れが起きたときの症状

ボルボでオイル漏れが起きた際の症状は、以下が挙げられます。いずれも代表的な症状であり、ほかにも気になることがあればメカニックへの相談を推奨します。

ボルボでオイル漏れが起きたときの症状

  • エンジンからの異常な臭い
  • 油の滴やシミを見つける
  • オイルレベル警告灯の点灯
  • エンジンパフォーマンスの低下

エンジンからの異常な臭い

ボルボでオイル漏れの初期兆候として、エンジンからの異常な臭いが挙げられます。普段の運転からは感じられない独特の焦げたような臭いは、オイルがエンジンの熱い部分に滴り落ちて焦げているかもしれません。

この臭いは、特に長時間の運転後やエンジンの負荷が高まった時に顕著になることがあります。オイル漏れが激しい場合には、運転席内にもこの臭いが漂うこともあります。

油の滴やシミを見つける

ボルボのオイル漏れを発見するもう1つの重要な手がかりは、油の滴やシミを車体の下部、特にエンジンの下に見つけることです。それぞれの油の痕跡は、駐車した地面に黒く湿ったシミとして現れることが一般的です。オイルの滴が見られる場合には、以下の状況を確認してください。

  • 駐車した後の地面に油のシミがあるか否か
  • エンジン下の部品に油が滴っている形跡はないか

オイル漏れがガスケットやシールの劣化で起きた場合、放置すればエンジンに悪影響をおよぼす可能性があります。

オイルレベル警告灯の点灯

ボルボのオイル漏れが進行すると、オイルレベルが危険なほど低下し、オイルレベル警告灯が点灯することもあります。インストルメントパネル(運転席前面の計器盤)に表示されるこの警告灯は、オイルレベルの減少をドライバーに知らせ、早急な対処を促すサインです。

警告灯・警告表示が点灯した際に考えられる原因は、主に以下の2つです。

  • オイルが適切な量よりも少ない場合
  • オイル漏れによりオイルが消失している場合

この警告灯を見たらすぐに、より深刻なエンジントラブルに発展する前に、ボルボのメンテナンスを行いましょう。

エンジンパフォーマンスの低下

オイル漏れがある状態でボルボを運転すると、エンジンパフォーマンスの低下が発生することもあります。適切な潤滑が得られないことで、エンジンは硬くなり、動作が不安定になります。パフォーマンスの低下が現れる形としては、以下の症状が挙げられます。

  • 加速時の力不足
  • アイドリング時のエンジンの不均一な挙動
  • 予期せぬエンスト

それぞれの問題が発生したら、ボルボのエンジンに深刻なダメージを避けるためにも迅速な対応が不可欠です。定期的なオイル交換と点検を怠らず、エンジンパフォーマンスを最適に保つことが、ボルボの長寿命化に役立ちます。

ボルボのオイル漏れが起きる4つの原因

VOLVOボルボXC60-1

ボルボのオイル漏れが起きる原因には、以下の4つがよく挙げられます。

ボルボのオイル漏れが起きる原因

  • オイルフィルターの劣化
  • オイルパンの緩みや損傷
  • エンジンガスケットの劣化
  • オイルプレッシャーの異常

オイルフィルターの劣化

オイルフィルターの劣化は、ボルボで起こり得るオイル漏れの一般的な原因です。オイルフィルターは、エンジン内の不純物を取り除く役割を持っています。そのため、フィルターの劣化が進むと、オイルの流れが悪くなり、結果的にオイル漏れを引き起こす可能性があります。

オイルパンの緩みや損傷

ボルボのオイル漏れには、オイルパンの緩みや損傷であるケースがしばしばあります。オイルパンはエンジンの下部に取り付けられた容器で、オイルが引き続き漏れる原因となり得ます。例えば、オイルパンを固定しているボルトが緩んでいたり、損傷が激しく穴も空いていたりするなどです。

エンジンガスケットの劣化

エンジンガスケットの劣化も、ボルボにおけるオイル漏れの主な原因のひとつです。特に、ヘッドガスケットはオイル漏れの原因として非常によく指摘されます。

エンジンガスケットとは、エンジン内部の様々な部品を密閉するために使われるシーリング材のことです。それに対して、ヘッドガスケットはエンジンのシリンダーヘッドとブロックの間に配置され、圧縮された空気と燃料の混合物、冷却液、エンジンオイルの漏れを防ぐ役割を果たします。

どちらのケースであっても、劣化したガスケットはオイル漏れだけでなく、冷却水の漏れやエンジン性能の低下を引き起こすことがあります。

オイルプレッシャーの異常

最後に、オイルプレッシャーの異常も、ボルボのオイル漏れを引き起こす要因として挙げられます。オイルプレッシャーとは、エンジン内で潤滑油が循環する際の圧力のことです。エンジンオイルポンプによって生成され、エンジンの内部を潤滑・冷却し、部品間の摩耗を防ぐ重要な役割を担っています。

オイル漏れの場合、オイルプレッシャーの高すぎる状態や、逆にオイルプレッシャーの低すぎる状態などが当てはまります。いずれも、エンジンに負荷をかけてオイル漏れを引き起こすためです。

ここまで触れた原因は代表的なものであり、そのほかにも多くのパーツが原因で引き起こされます。そして、修理に関してはいずれも個人で対処できるものではありません。そのため、不具合が見られる場合は、ボルボの専門メカニックによる診断を受けることを推奨します。

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ボルボのオイル漏れを予防する方法

ボルボのオイル漏れを予防する方法は、以下のとおりです。

ボルボのオイル漏れを予防する方法

  • 定期的にオイルとフィルターを交換
  • エンジンコンパートメントの点検
  • オイルレベルの適切な管理

定期的にオイルとフィルターを交換

ボルボのオイル漏れ予防において、もっとも重要な措置の1つが定期的なオイルとフィルター交換です。

交換周期を守ることで、オイル劣化による粘度が落ちるのを防ぎ、オイル漏れリスクを抑制します。主に、ボルボのメンテナンスマニュアルに記載されている間隔、または使用条件に応じた推奨間隔での交換を心がけてください。

エンジンコンパートメントの点検

エンジンコンパートメントの定期的な点検も、ボルボのオイル漏れを未然に防ぐ効果的な方法です。エンジンコンパートメントとは、自動車においてエンジンおよび関連機器が収められている区画のことです。

点検を怠ると、ホースの緩みや亀裂、コネクタの損傷など、漏れの原因となる小さな異常を見逃してしまいます。特に注意したいのはオイルの臭いや、エンジン下部にオイルが滴る兆候。これらはオイル漏れのサインなため、発見次第速やかに対処してください。

オイルレベルの適切な管理

ボルボのオイルレベルを適切に管理することは、オイル漏れを抑える上で効果的です。オイルレベルが過剰であると、内部圧力が高まりオイルもシール部分から漏れ出す原因となることがあります。

逆にオイルレベルが低すぎると、エンジンの潤滑不足からオイル漏れや故障を引き起こす危険性があります。ボルボのオーナーズマニュアルに記載されている推奨レベルを守り、定期的にオイルの量をチェックして、必要に応じて補充してください。

ボルボのオイル漏れに関するよくある質問

最後に、ボルボのオイル漏れに関するよくある質問へ回答します。

ボルボのオイル漏れに関するよくある質問

  • エンジンオイル漏れを調べる方法は?
  • オイル漏れとオイルにじみの違いは?
  • 油漏れが発生した時の対処方法は?
  • 車から緑色の液体が漏れているのですが、どうしたらいいですか?
  • 車にしばらく乗らないとオイル漏れする?
  • 車の下から茶色い液体が垂れているのはなぜですか?
  • オイルが漏れたまま走行してもいいですか?
  • オイル漏れで走行不能になるとどうなる?

エンジンオイル漏れを調べる方法は?

オイルの下敷きや段ボールを使用して、車を停めた場所に敷き深夜から朝にかけて待ち、翌朝に油染みがあるか確認します。また、エンジンの下部を視覚的に検査し、オイルの跡を探します。

オイル漏れとオイルにじみの違いは?

オイル漏れはオイルが積極的に滴り落ちる状態で、オイルにじみはオイルがゆっくりと広がり、オイル汚れができる場合です。漏れの方がより深刻な状況を示しています。

油漏れが発生した時の対処方法は?

ただちに車を安全な場所に停めてエンジンを止め、漏れの原因や位置を探し出します。自分で修理が難しい場合はプロに診てもらい、適切な対応を取る必要があります。

車から緑色の液体が漏れているのですが、どうしたらいいですか?

緑色の液体は冷却液のことが多いです。エンジンを冷やすために使われる冷却液が漏れるとエンジンのオーバーヒートを引き起こす恐れがあるため、速やかに修理するべきです。

車にしばらく乗らないとオイル漏れする?

車を長期間使用しないとゴム製のシールやホースが劣化し、オイル漏れを引き起こすことがあります。定期的な点検とメンテナンスが重要です。

車の下から茶色い液体が垂れているのはなぜですか?

茶色い液体はエンジンオイルやギアオイルの可能性があります。漏れた場所や液体の粘度を確認し、早めに対処することが重要です。

オイルが漏れたまま走行してもいいですか?

オイル漏れが確認された場合は、走行を続けるとエンジンに重大なダメージを引き起こす可能性があるので推奨されません。速やかに修理を受けるべきです。

オイル漏れで走行不能になるとどうなる?

オイル漏れでエンジンに十分な潤滑油が供給されなかった場合、エンジンの過熱・損傷によって、最悪の場合車が走行不能になる恐れもあります。

まとめ

ボルボのオイル漏れの修理費用は、約15,000円からです。あくまで目安であり、ディーラーや専門の修理工場によって価格は異なります。オイル漏れの原因は多岐にわたり、部品の入手が困難な古いモデルや希少車種では費用が上昇することもあるため、事前の見積もりが重要です。

カムズファクトリーはアウディ・ボルボ・ワーゲン専門の修理工場であり、オイル漏れに対する専門的な診断と修理を提供します。ボルボ特有のオイル漏れ問題に対して、一般の修理工場では見落とされがちなポイントもしっかりチェックし、経験豊富なメカニックが丁寧に診断・修理を行います。ぜひ、お問い合わせください。



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