現役メカニックが解説！アウディのウインカーの故障原因と修理費用

アウディでは、以下の症状をきっかけにアンダーカバーの故障に気づくことが多くあります。

• 乗り越えて異音がした
• 車を降りたら黒いものがはみ出ていた

ただ、修理となるとその原因によって修理方法やかかる費用が異なるため、不安に感じる人も多いはずです。

そこで今回は、アウディに発生するアンダーカバーの故障原因や修理費用を現役メカニックがわかりやすく解説します。

なお、こちらの内容はアウディ全般（A1・A5・A6・A8・Q7など）に対応しておりますので、ぜひ最後までご一読ください。

アウディのアンダーカバーとは

アウディのアンダーカバーは、車の下回りにつけられた「ゴミやほこり・水などの侵入を防ぐ」「空気抵抗を抑える」といった目的でつけられたパーツのことです。

なくても走行できるものではありますが、本来はアンダーカバーが守っているパーツ等の劣化を早めてしまったり、高速走行中の空気抵抗が余剰に発生することで燃費が悪くなるといった症状がでます。

アウディで頻度の多いアンダーカバーの故障原因

アウディで頻度の多いアンダーカバーの故障原因は、主に衝撃による破損です。例えば、硬い雪を乗り越えたときや、何かしらの出っ張りにぶつかってしまったときなどが挙げられます。

他にも、縁石を思いっきり乗り上げるといったことでも発生します。場合によっては、アンダーカバーだけに限らず、足回り等の他のパーツを破損することもある故障です。

アウディのアンダーカバー故障にかかる修理費用の目安

アウディのアンダーカバー故障にかかる修理費用の目安は、「約3〜10万円」です。

アンダーカバーは、多少の割れ等であれば補修して修理が完了となります。しかし、割れがひどいときや、損傷の程度が補修できないレベルと判断された場合には、交換が必要です。

アウディのアンダーカバー故障を予防する方法

アウディで発生するアンダーカバーの故障は、日常メンテナンスで定期的な検査や消耗品の交換を受けておくことが大切です。

同時に劣化していた周辺のパーツや消耗品が正常な稼働に耐えられず次々と破損しやすくなるといったことは多々あるためです。

日常メンテナンスでは、こうしたパーツや消耗品の維持に役立ちますから、愛車に長く乗り続けるためにも受けておきましょう。

アウディで発生するアンダーカバー以外の故障

アウディで故障が発生するのはアンダーカバー以外にも、以下が挙げられます。

項目	費用	項目	費用
マイルドハイブリッド	約数十万円〜	ブレーキホース交換	8,624円 ～
メカトロニクス	約20万円〜	ブレーキフルード交換	6,402円 ～
EPC	約6〜40万円	ルーフ天井垂れ下がり修理	82,500円 ～
アンダーカバー	約3〜10万円	ラジエーター	6〜20万円
ウインカー	約1,000円〜5万円	エンジンオイル（上がり下がり）	50〜60万円
エアサスペンション	約25〜50万円	ACC（アダプティブ・クルーズ・コントロール）	20〜50万円
エンジン	約6〜80万円	EPC	4〜55万円
ECU（コンピュータ）	約3〜10万円	ABS	6〜60万円
サイドアシスト	約3〜15万円	ヘッドライト	2〜17万円
エアコン	約16〜20万円	ブッシュ類	数千円〜10万円
スタートストップ	1万円〜状態次第	ホイールバランス調整	数千円〜5万円
センターロッキングシステム	約1〜5万円	タイミングベルト交換	6〜12万円
ティプトロニック （トランスミッション）	約60〜80万円	冷却水の漏れ	2〜10万円
Sトロニック （トランスミッション）	約60〜80万円	オイル漏れ	数千円〜2万円
MMI（ナビ）	約30〜40万円以上	警告灯点灯	数万円〜
パーキングブレーキ	約1〜15万円	ハイブリッド	数十万円〜
パワーウィンドウ（窓落ち）	約5,000円〜5万円	ABSセンサー（ECU）	5,000円〜5万円
バンパー	約5〜50万円	サーモスタット	数万円〜25万円
傷やへこみ	約3〜30万円	ディーゼル特有部品の故障	数万円〜状態次第
ドアミラー	約3〜15万円	オルタネーターの修理	6〜10万円
給油口	数千円〜5万円	DSG（ミッション）	20〜30万円
バッテリー（本体購入込み）	約3〜5万円	アウディの維持費	30〜60万円
ブレーキパッド交換	8,820円 ～	一般自動車の維持費	30〜50万円
ブレーキローター交換	10,780円 ～	事故の修理費目安	5〜100万円

その他の費用は『こちら』に掲載しております。なお、掲載されていない作業や工賃についてはお問い合わせください。

まとめ

アウディのアンダーカバー故障の修理費用の目安は、「約3〜10万円」です。以下の症状が発生した場合には、できるだけ素早く整備を受けることをおすすめします。

アウディで発生するアンダーカバーの故障は、日常メンテナンスで定期的な検査や消耗品の交換を受けておき、日ごろから予防に努めましょう。

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