フォーマルなシーンによく似合うエレガントなボディを身にまとい・・・
でも中身はクアトロシステム&2.7リッターV6ツインターボで武装したA6最強モデルの2.7Tです。
「最強」と言ってもけしてスパルタンな仕上がりではなく大人4名のフル乗車でも快適な移動空間を提供をしてくれます。
そんなマナーがいい2.7Tも一旦ムチをいれると「最強」の部分が顔を 覗かせます。
でも故障により本来のパワーが出ていないとしたら・・・
羊の皮をかぶった「狼」ではなくなってしまいます。
今回、悪さをしていたのは矢印のインテークホースです。このホース・・・よく裂けるんです!
カムズファクトリーでは数え切れない程の交換をしましたね。
パーツ代は3000円弱、工賃は5000円です。
取り外したホースです。
一見すると異常が無さそうに見えますが・・・
実は・・・
このように裂けてました・・・
こうなってしまうとセンサーで検知した吸入空気量と実際に入った吸入量に違いが出て
ECUが「なにかおかしいぞ」と判断しエンジンを守るためブーストをカット!
こんな具合で本来のパワーが出なくなってしまいます。
このA6の場合、もう一つ悪さをしているパーツがありました・・・
S4の時にもご案内しました「エキゾースト・ガス・テンプセンサー」
今回は黒い方のNo,2がダメでした。
これって高いんだよね・・・
無事に修理が終わり「狼」に相応しいパワーを取り戻しました!
同型エンジンを搭載しているS4やオールロードクアトロにも注意が必要です。
オーナー樣自ら行なえる簡単なチェック方法をご案内いたします。
新しいホースに交換後の画像です。
矢印あたりからホースの下にかけて触ってみてください。
手がベトつく感じがしたり、
油汚れがついたら亀裂が入っている?と疑ってください。
交換前のホースはかなりベトベトしてました。
4枚目の映像でもなんとなくわかると思います。
もちろんカムズファクトリーに持ってきていただければ確認させていただきます。
※本文中の「A6最強」の表現はあくまでも個人的主観に基づいております※