近年のメンテナンスにおいて主流となっているコンピュータ診断。
アウディの点検・修理には、アウディ専用の診断機によるコンピュータ診断を行います。そして、故障コードの情報を正しく読み取ることができるかが、メカニックの腕の見せ所となります。
そこで今回は、オーナー様が知っておきたいアウディのコンピュータ診断と故障コードについて、現役メカニックがわかりやすく解説します。
専用の診断機×ディーラー同等の技術で修理
コンピュータ診断で現在の状態を知りたい場合や、他の整備工場では対応できないと言われた故障・修理はアウディ専門店カムズへご相談ください。専用の診断機と30年以上の実績と高い技術力で、高品質・低価格の修理をお約束いたします。
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アウディのコンピュータ診断とは
アウディのコンピュータ診断とは、専用の診断機で車両の状態を確認する方法です。
何らかのトラブルが発生している場合、その内容を故障コード(ダイアグコード)として出力し、およその内容を把握できます。
また、車両の状態を寸断するために数値化されたデータをリアルタイムで画面に表示し、異常がないかを判断する際にも用いられます。
メンテナンス方法の変化が鍵
アウディのコンピュータ診断は、どのような修理が必要となるのかを高度なコンピュータ技術によって確認できるものです。
従来では、積み重ねてきた経験と勘によって故障箇所を見極めて、修理を続ける方法が一般的でした。
しかし、デジタル技術の向上によって数値化できることで、メンテナンスはその精度を向上し、点検にかかる時間や手間を大幅に削減できています。
また、オーナー様にとっても、待ち時間が削減されますし、適切な修理を受けられ余計な出費も抑えられるのも利点です。
故障コードの確認が修理の目安となる
アウディのコンピュータ診断は、専用の診断機を接続することで確認できる「故障コード」が修理の目安となります。
また、故障箇所のメモリから車両の設定、コントロールユニットのソフトウェア更新など、メカニックがより整備しやすい状態を作るためにもコンピュータ診断は役立ちます。
例えば、エンジンのチェックランプが点灯した際に、故障コードからトラブルが発生している場所の特定や状態を確認するといった形です。
特定の部分を動かして数値化されたものを、正常な数値と照らし合わせて特定するといったこともできるようになっています。
なお、出力されている故障コードは必ずその不具合を示すものではないため、読み取った情報とこれまでの経験から原因を特定するのは、メカニックの腕の見せ所ともいえるでしょう。
専用診断機によるコンピューター診断
- 専用診断機によるコンピューター診断
- 車両のコンピューターにフォルトコード(故障コード)が履歴メモリーにないか確認
- サービスインターバルのリセットなども同時に実施可能
アウディのコンピュータ診断で故障コードを確認する事例
アウディのコンピュータ診断で故障コードを確認する代表例な事例が、チェックランプ(警告灯)が点灯したときです。
エンジンチェックランプやエンジン警告灯とも呼ばれ、制御系に何かしらの異常を検知した際に光ってオーナー様に知らせる仕組みです。
それぞれに意味がありますが、実際に診断機を用いてチェックしなければ原因が特定できないことが多く、コンピュータ診断が用いられます。
アウディは市販の故障診断機で故障コードを確認できる
アウディは、市販の故障診断機で故障コードを確認できることがあります(製品によって異なる)。
車種によって異なりますが、運転席の足元やダッシュボードの裏側にコネクタが用意され、診断機を接続することでデータを確認できるといった形です。
ハンディタイプ・アダプタータイプなど種類があり、その操作性や使い勝手も異なりますし、精度は専門店やディーラーが使うものと比べると劣ります。
そして、オーナー様に注意していただきたいのが、表示された情報が必ずしも原因ではないということです。
センサーの異常を知らせる故障コードが出ていたとしても、そこにたどり着くまでの間で故障が発生することは十分にあります。
また、コードの内容を読み解いて自身で修理する際に、その規格や正常な値を出せるパーツを使わなければならず、間違えた修理で悪化させてしまうこともあるでしょう。
アウディの故障コードで不安があるならカムズへ
アウディの故障コードで不安があるなら、専門店のカムズファクトリーへご相談ください。
専門店だからこそご用意している専用のコンピュータ診断機で、アウディの故障コードおよび経験と実績から、適切に故障箇所を見極め、オーナー様に修理方法をご提案します。
コンピュータ診断で現在の状態を知りたい場合や、他の整備工場では対応できないと言われた故障・修理の際にも、専用の診断機と30年以上の実績と高い技術力で、高品質・低価格の修理をお約束いたします。
アウディの故障コードの例・一覧
アウディの故障コード一覧は、PDF形式となっている以下のサイトで確認できます。
※リンク先におけるトラブルは当社で補償しておりません。
まとめ
アウディのコンピュータ診断は、チェックランプ(警告灯)が点灯したときや、異常がないかを確認する際に行われます。
なお、実際に表示されている故障コードだけでは確実に修理箇所を特定できず、メカニックの経験と知識・想像力を働かせる腕の見せ所でもあります。
専用の診断機×ディーラー同等の技術で修理
コンピュータ診断で現在の状態を知りたい場合や、他の整備工場では対応できないと言われた故障・修理はアウディ専門店カムズへご相談ください。専用の診断機と30年以上の実績と高い技術力で、高品質・低価格の修理をお約束いたします。
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