カムズファクトリーが1990年代のボルボを現代に蘇らせた”復刻車”が仕上がりました。モデルは1995年式(平成7年式1月登録車)となり、なんとワンオーナ車と850では稀です。整備内容も詳しく載せておりま。
1990年代当時のボルボを現代に蘇らせ復元した「復刻車」つくりには、当社の長年の経験から得た知識及び技術により作られており、製作スタッフの熱い心も注ぎ込み完成しております。
当社が復刻車として手を加える以前から外装、内装状態がよく、勿論事故の形跡も全くなく、それ自体が希少性の高いボルボです。
点検整備につて、12か月点検も隔年ごとに必要となりますがこの点検もしっかりお勧めしております。1年に1回程度は車の状態をチェックし適切な整備を施す必要があります。
リヤのラゲッジルームの様子です。この850の荷室スペースが大きく使いユア水事も評判で、更にリヤシートを倒すことにより大きな荷物も積むことが出来ます。
復刻車とはレストアされた車・・・と思われがちですが、個性も持たせております。例えばこの純正ホイールにも拘り、復刻車専用のカラーを用意し車に似合い品格ある色で塗装されています。
この程、新たに導入したエンジンオイルラインの洗浄装置により当時の性能に近く復活。エンジンの燃費、出力の向上、排気ガス減少を図っています。これにより静粛なエンジン音、出力パワーも当時の性能となります。
ボルボ復刻車とは、当時の姿、性能に近く復元する為に、徹底した部品交換とエンジン内部洗浄始めとした徹底整備を施し作り込み、当時の雰囲気を感じてお乗り頂けます。
エンジン系統の整備では、水温センサー、、リザーイブタンクの一新などで冷却系統の強化によりオーバーヒートなどのトラブルを防止しております。
ダッシュパネルの状態も丁寧にお使い頂いておりますので、特別に目立つような傷もなく良い状態となります。機能の不具合もありません。
ドライバーズシートの座っていただくとすでにそこは1995年当時にタイムスリップ。850独特のエンジンサウンドで乗っていただけます。これが復刻車作りのコンセプトです。
こちらは室内洗浄作業となりますが、1台毎に室内ルームクリーニングを施して清潔な環境を作り出しております。ご覧いただけると驚くほど整った状態です。
助手席シートも良い状態で、リクライニング機能の作動状態も問題なくお使いいただけるように点検済みです。
後席の床なども使用状態が良いために年式らしからぬ綺麗な状態を保たれています。
フロントシート同様に、リヤシートに至ってもシートクリーニング洗浄により本来の質感を取戻しております。
リヤシートもこのような状態であまり使用感は感じません。
リヤシートの状態は使用感も少なく、キズ汚れもない綺麗な状態です。
フロントシートにはヒーターの他にクーラー機能が付いております。青い状態が作動しているときで、夏には大変便利です。
サンルーフの状態です。開閉作動チェックも行っており何の不便もなくお使いいただける状態です。
当時の姿のままのオーディオで、このシンプルさが1990年を感じるところでもあります。古い車ですとエアコンの匂いも気になるところですが、エアコン内部の洗浄により清潔な室内空間を作っています。
このメーターパネルには現在走行数をご覧いただけます。32192Kmを表示しています。
この復刻車の整備ですが、ご納車には1か月程お時間を頂き、徹底した整備を施したレストア作業となります。この画像はタイミングベルトを交換する作業です。
こちらは、850用のタイミングベルト交換時のウォーターポンプキットです。復刻車には全ての施す整備です。
こちらは駆動系のパーツで、劣化してドライブシャフトブーツを新しいパーツと交換しております。これも復刻車には全て整備する項目です。