CAMSFACTORYのオリジナルであり拘りのくるま作りが 「ボルボ復刻車」 となりますが、お陰様で全国のボルボ愛好家の方々にご購入をいただいており喜んでいただいております。
今回はそのお納めさせていただいた復刻車を思い起こしてみました。
その復刻車の詳細は次のようになります。
ボルボ850Rエステート
平成8年5月登録車
ボディーカラー スペシャルレッド
走行キロ数 66,912Km
ご納車が平成26年12月と年末の押し迫った時期でしたが、オーナー様のご協力もあり無事にお届けが出来ました。
実は、この「ボルボ復刻車」をご購入に至るまでには2度ほどご来社をいただいており、試乗確認もしていただきご検討を重ねていただきました。と言いますのも、神奈川県内の方ではなくご遠方の方でしたので尚更慎重にお考えいただけたことと思います。
ですが、一番のご購入の動機となりますと、やはりあこがれであった 「850R」 のようでした。
ボディカラーである 「スペシャルレッド」 もその要因でもあったようです。
では、そのご納車前の様子をご覧ください。
ボルボ850Rエステート復刻車として細部も丁寧に手を加え、まるで新車時のように復活した雄姿です。
この当時のRを代表するイメージカラーのクラッシックレッドの冴え方と、黒のモールディング、足元のアルミホイールのシルバーの質感がしっくりと纏まり、まるで新車のような真新しさを感じさせておりますが、その質感のある部位がこちらです。
クラッシックレッドボディに冴える足元の純正のアルミホイールについて
装着されている全てのホイールからタイヤ等を分解した後、極力、明るく細かい粒子のシルバーメタリックに光沢感のあるクリヤー塗装を施しホイールデザインが強調された仕上がりとなっております。
更に乗り心地と直進性を向上のためにニュータイヤを履かせ併せて安全性能も確保いたしております。
まるで新車のような雰囲気をさせているのがこのバンパー
一目見ていただくだけでキレイと思わているバンパー。それも当然で、黒の樹脂部分が劣化により見事に朽ちてしまい質感を損ねてしまいます。それを解決する為には新品パーツに塗装を施すしかありません。その結果がこの仕上がり具合です。
それと共に重要な、塗装を施す際の塗膜の厚みもほぼ新車時の厚みと同等に塗り重ね、更に焼付塗装による豊かな光沢もその一因となっています。
リヤバンパーに至ってもフロント同様の内容にて仕上げているので、特に樹脂の部分と、ボディの仕上がり具合が、全く当時の雰囲気を感じて乗っていただけます。
このリヤゲートにも当時の姿で乗って頂くためにこだわりを加えております。
それは、ボディ各部への往年の姿を取戻す作業の他に新しさを感じさせる部分がこのリアゲート取り付けられたタイプマークのエンブレム。
このエンブレムも劣化により見栄えが悪くなり、またとても目立つところでもありますし、雰囲気作りには大切となりますので、すべての交換により一新いたしました。
同じ型式のボルボと並んだりしたときには、全くの別物として違いを感じていただけます。
今回ご紹介のボルボ850Rエステートも既にご納車後3年を経過しておりますが、その後の様子伺いもしてみようと思っております。
そのようなご紹介も今後させていただきます。
武藤でした