作業は塗装の剥離作業から!
前回から着手されたV70R-AWDは塗装の下地作業を進めておりますが、ルーフ及びボンネットは耐久性を考えて塗装の剥離を行うこことしましたのでここではその様子です。
この方法は費用的には一番金額の掛かる手段ですが、塗装の耐久性としては全く一から作り直していきますので一番ベストな方法となります。
先ずは、作業に先立ちしっかりと養生をする必要があります。車体をビニール等ですっぽりと囲うようにしておりますが、この後は剥離剤を塗布することになりますが、この液体を他の場所に少しでも付けてしまうとその部分の塗装が剥がれてしまうので用心しての処置となります。
ボンネットも同様にマスキングで養生して準備完了!
さて、準備完了後に剥離剤を塗布した結果がこれです。
完全に塗膜が浮いた状態で剥離をしていますが、あとはスクレッパーで削り落としてすべての塗膜を剥がしてしまいます。
完全に塗膜を剥がした状態がこれです。
塗装剥離後にサンダーにより綺麗に鉄板表面を削り込んでこのような状態に持っていきますが、何だか見事に光っていて綺麗に見えますが、実はこの状態を長く放置してしまうと、特にこの時期は湿気が大敵となります。そうです、錆が発生してきます。
大敵な湿気対策!
塗装で一番の大敵がこの時期の湿気で、塗装作業中にこの湿気を帯びてしまうと後々に塗装表面に小さなブツブツが出てきます。これをブリスターと呼びますが、塗装塗膜中に水分を含むとその水分が蒸発するために塗膜の中から表に出ようとして塗膜下から突き上げてできるものです。この穴は気泡と同じで塗装表面を穴だらけにしてしまいますので職人は十分このことを考えた作業が必要となります。ところで当社は大丈夫なのかな??
心配の湿気対策も取りながら進めているとスタッフから聞き安心しておりますが、錆を防ぐ鉄板処理剤を塗布後に下地形成のためのサフェーサー塗布まで進んできております。
他のボディパーツも作業進行中!
車には各部多くのパーツが組み重なって形が作られていますが、このボルボV70R-AWDのパーツも本体と同じように塗装をすることになりますので当然塗装の下地作りを進めております。
前後のバンバー、サイドステップカバー、モール類、ミラーカバー等々がこれです。
ホイールもあと一歩まで!
ホイールも1本毎、下地の準備が出来ておりサフェーサー塗布直前まで進めることが出来ました。
今回の段階で全体作業の約30%程度の進捗率となってきました。
次の工程では塗装の本塗りへと進めることが出来る状態まで来ておりますのでその様子をご覧ください。
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