「水温計が・・・」と、
お電話をいただきご来店いただきました。
「水温計はどのあたりまで上がりました?」と伺うと
「130℃ぐらいまで・・・」
なんとも恐ろしい数字です(・・;)
診断の結果は冷却水が回っていない。と判明!
はじめはサーモかと思いましたが(前々回に続いて)違いましたね。
犯人は「ウォーターポンプ」でした。
画像でお解りのようにインペラが3分割になっていました。
これでは軸が回っても水は回らず・・・
画像で簡単にお見せしましたが、
ウォーターポンプは簡単に取れる位置にはありません。
画像は右前輪位置からです。
インタークーラーへのホースをはずし・・・
いろいろはずしてたどり着きます。
シルバーに光っているのはオイルパンです。
VWやアウディのエンジンの多くはタイミングベルトでウォーターポンプを駆動しています。
距離は5万キロぐらいでも10年の歳月がベルトを痛めていることも多いです。
オーナーのU様はこの機会にタイミングベルトの交換を決断!
工賃は若干の上乗せになりますがおすすめです。
中央の穴の開いている部分にウォーターポンプがはいります。
画像に写っていませんが、手前にエンジンマウントがありまして・・・
はずすのが結構たいへんです。
完成後、調子を伺ったら「エンジンがスムーズになった」「調子がいい!」とコメントを頂けました♪
交換前のタイミングベルトは伸びていましたから・・・
今思えばタイミングが良かったのかもしれません!
切れてからでは遅いですから・・・