フォルクスワーゲンⅣを車検整備車検整備でお預かりしました。 点検作業中です。
左右のタイロッドエンドのブーツが切れていました。
ステアリング・タイロッドエンドはステアリング・リンケージの一部で、 ステアリング・ギヤとタイヤの中間のリンクでハンドルの操作力をタイヤに伝える役目をしています。 そのタイロッドエンドのタイヤ側ジョイント部分はタイヤの上下の動き(サスペンションの上下の動き)が出来るように、 動く部分なので内部のグリス漏れや異物が入らない様にダストブーツが付いていますが、 ゴム製品なので経年劣化で切れてきます。゚゚(´O`)°゜゚ このブーツが切れていると車検が通らないので交換が必要です。 仮に車検が通るとしても、切れたまま使用していれば、内部のグリスが漏れて→ ホコリ、水分が入り→ジョイント部が磨耗→ガタが出て、ハンドルの遊びが大きくなり→ ハンドルをしっかり握っていても不安定な走行になり→ジョイント部が外れてハンドル操作が出来なくなります。
小さくても重要な部品なのです。
上側は外した部品
下側はこれから取付ける新品です。ブーツだけでは部品供給が無いのでエンド自体の交換です。
只今、取り付け作業中。
作業中なので、下にはメカニックG君の手と工具まで写ってしまいました。
もうすぐ終了します。
この度はご利用いただきありがとうございました。