過去３回にわたりすすめてきました850Ｒ復活レポートもいよいよ最終回となりました。
どのようなレベルで仕上がったかをご覧いただきたいと思いますが、
特にバンバー、ルーフモール、タイヤなどを新しくし塗装、
ミガキ込みによる塗装の光沢感が融合して完成度の高い復元となりました。
細かな部分は車両販売ページでご紹介いたします。

	車の中で最も体と触れることが多いステアリングですが、特に黒部分の革の表面が劣化しております。運転時に常時目の前に位置する事からどうしてもその劣化が目に入ってしまいます。作業は本体から外して補修をいたします。
	既に補修を終了したところですが、２色とも塗装し直してすっかり復元となりました。
	ステアリングを外すとこんな感じとなります。
	ホイールはキズ補修をし色をシルバーに変えて塗装しました。ボディが鮮やかなスペシャルレッドですので真反対のシルバーがさえると思いガンメタリックから変更といたしました。判断が正しいのかどうかお楽しみです(#^.^#) おまけにタイヤとそれにホイールのクリップボルトも純正のメッキボルトに交換で更に決まっております。
	フロント周りの取付を完了しました。フロントバンバーカバーを新しくし塗装もし直してすっかり往年の質感を取り戻しました。
	リヤゲートは塗装しておりませんが、ＶＯＬＶＯ，850、Ｒのエンブレムを外しミガキ込んで元の光沢を復活させました。勿論エンブレムは外すことで再使用は出来ず新品に取り換えております。
	リヤバンバーも新しいパーツに変え下部を塗装しております。ここもしっかり質感を取り戻しております。この質感を持続するための樹脂のコーティングも施しております。
	ボンネットの光沢を見てください。その質感は殆んど新車時に近い品質で仕上げております。この光沢はミガキ込んで作ったものではなく、光沢が出るように１回ごとにしっかり塗り込んで重ねて作ります。名車フェラーリなども同じ方法により仕上げております。
	新車時からオプションのシートカバーが掛けられていたフロントシートも内装クリーニングにより仕上げられました。特にアルカンターラの部分は入念に仕上げております。その他のフロアー部等もルームクリーニングを施しております。これで850Ｒは内外装共に蘇りました。