中古車ボルボV70 T4SEご納車前整備、ATF-RSオイル交換でトラブル防止!

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まだまだ先のことと思っていたゴールデンウィークが、気が付けばあと10日足らずでやってきますね。ですが今回の連休だけは皆さんで終息努力しましょう。

前回もご紹介しましたボルボV70 T4SEのご納車前整備の続きとなります。

このV70の年式は20013年式(平成25年式)走行数が57000Km台となりますが、ご納車前の整備を必ず施して故障率を可能な限り低く抑えるための整備を施してお届けいたします。

今回使用するオイルは、トラブルを抱えたミッションの改善に使わているATF-RSを使用します。

また、DSGオイル交換の目的は、現状でも特別な異常があるわけではなく、DSGオイルの交換を施しよりスムーズなシフト動作となるように、またミッションの保護をする為の整備となります。

前回のエンジン内部洗浄後の作業となりますので、すでにリフトアップされ作業が始まります。

最初の作業としてミッションのオイルを抜く作業からとなりますが、そのドレンボルトがこの箇所です。ボルトを緩め外しますと、

このように勢いよく飛び出てきますが、かなり黒いオイルが出ています。57000Kmの走行でやはり初めての交換だと思うほど汚れていることがわかります。このオイル量も6リッター程度は出てきますのでその量はエンジンオイル以上となります。

DSGオイル交換時には必ずオイルフィルター交換を行い新しいオイルを注油することになりますが、その注入口に細いパイプにより圧送しているところです。ミッションオイル交換ではこのような複雑で狭いところからオイル注入となるケースもありやはりそれなりの設備が必要となります。

 

この丸い円のところは判りずらいですが左フロントドライブシャフト付近で、ちょうどミッションの左横です。さてこの丸い円は何だと思いますか。オイル注入するときにはこの穴から漏れ出すぐらいまで入れる必要があり、その確認窓の役割です。

今回の作業後にテスト走行により作動を確認し完了となりますが、従来より確実に滑らかなシフトアップ、ダウンが感じますし、ATF-RSのオイル効果により乗り続けることでさらに滑らかな動作となる可能性があります。

中古車だから適切な整備を施す必要があり、快適を求めるには必要な個所へ手を加えない限り実現はしません。ご納車後の様子伺いもしてみたいと思います。

武藤でした。



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