昨日早朝の地震、また台風21号により被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
くるまの愛好家に安心、満足、喜びを提供するcam’s factory広報チーム担当の武藤です。 さて、今回は以前にもご紹介いたしておりますボルボ復刻車作りの様子となりますが、多くの個所に手を入れて作業をしているために主な画像だけをご紹介します。
その車が完成したボルボ850がこちらです!
ヘッドライトをHID仕様に変更しオリジナルとは全く違う夜間走行も安心なくるまつくりとしております。
今回も復刻車とする為に多くの個所に手を加えております。
特に大掛かりな点はこのステアリングボックスの交換で、ご覧のようにエンジンフレームをそっくり外しております。
そのフレームを外した際にこのエンジンマウントも変えております。左が新しいもので、こんなにも形状が違います。それだけショックもボディに伝わっていたんですね。
このショックの頭に付くショックマウントも横にある新しいものへと交換し乗り心地の改善。
復刻車作りには定番となっているタイミングベルト交換もしっかりと。
この水回りの対策もサーモスタット及びリザーブタンク交換でしっかりと行うことでオーバーヒート対策を実施。手前が古いタンクとなります。
実はこの作業以外にも、オートマオイル交換を実施後にWAKOSのAT-Pミッション添加剤を投入しミッション保護を行っております。
順序が違いますが、もちろん外装にも手を加えておりまして、ボンネット、ルーフ、前後バンパー、それに加えホイールもオリジナルカラーで引締まったスタイリングへと一新しております。
全ての作業が完了した後にはテスト走行を繰り返し、エンジンの吹け上りも当時のフィーリングが蘇っております。ご納車当日にオーナー様の意見を聞きますと、非常に軽く走ってくれるとお話をしておりました。
因みにオーナー様は以前も850エステートにお乗りですので、その違いが感じられたのでしょう。
拘ってご購入いただきましたので、しっかりお楽しみいただきたいと思います。
武藤でした。