”くるまの愛好家に安心、満足、喜びを提供する”cam’s factory 広報チームの武藤です。 今週に入り早くも梅雨予報も噂され、今までの気温もどこに行ってしまったのかですが、そんな事も一切気にせずに進んでいる作業がボルボ850T-5Rのひよこちゃんです。
普段はなかなか見る事が出来ない車のアンダー部の様子を見る為に、整備リフトに乗せられて点検作業に入っているところですが、どんなところを見ているのか興味があると思います。
勿論、サスペンション回り、ドライブシャフトブーツの様子、ブレーキホース類の状態、マフラーの状態、エンジン及びミッションのオイル漏れ、ニジミ等々となります。
アンダーの点検後には具体的な作業に着手することとなりますが、最初はブレーキで気になっている部分がここです。
前オーナー様の好みで装着されBremboブレーキキットをどうしようか悩みました。 形と見た目は良いし、制動力も高いしと悩ましいことでした。 が、結果は右のように純正に戻しました。
問題は、ブレーキディスクが消耗品なのでいずれは交換を必要となった時にパーツ供給が心配です。これも勿論ですが、純正キャリパーについてはシールキットによるオーバーホール済みで取付し不安要素の解消です。
この作業は当社の定番となるエンジンの内部洗浄となり、燃焼室、オイルラインに体積するカーボン等を取り除くことでエンジンの出力、燃費向上、排ガス減少を行っています。
その作業は左が燃焼室洗浄のカーボンクリーニング、右がオイルライン洗浄となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://camsfactory.jp/blog/3079/
こんな作業も行っています。 すでに取り外されているフロントシート跡で、シートの動作点検とヒーターの不具合修理を行うためには本体から外す必要がある為にです。もちろん片側だけでなく左右共の作業となります。
この整備によりほぼ完了に近い状態となりましたので実走行テストも目前。
近々に完成後のご紹介ができると思いますのでお楽しみに。