工場の作業を見ていると作業中であろう車のパーツ類が外れていました。
これがそのはずしたパーツ類ですがこの状態で車種が判りますか。
この作業は実はこのラジエター形状を交換する為にこのような大掛かりなことになっております。
夏には必須の装備となっており、皆さんもこの機能なしでは車に乗ることは不可能なもので、エアコンのエバポレーターとなります。
なんだが少し変形もあり目も詰まっているようですが、エアコンガスが漏れてしまい機能不全となり新たなものと交換することで機能を復活させます。
そのエアコンガスの漏れ原因は、このジャバラ状の中にはアルミのガス配管が巡らされていて、エアコンを冷やす際の水滴が付着します。
経年によりこの水滴がアルミ配管に腐食を発生させ穴が開きガス抜けを発生させてしましまいます。
ニューパーツと比較してみました!
交換作業前に新旧パーツを比較してみましたがご覧のようにまるで別物です。
見る限り交換の必要性も納得できますね。
では、このパーツがどこについているかといえば、
この室内もすごいことになっていますが、通常ですとこの位置にはダッシュパネル他メーターとかセンターコンソールが付いていてそれらを一切外した状態がこの状況です。
ではエアコンはどこのとなりますが、センターに見えているのがエバポレーターの箱です。
ここを分解して先程のエバポ本体を取り換えます。
この後の作業は順調に進められ形も戻ってきますのでまたご紹介いたします。