中古車のご納車前整備作業、2005年式アウディA4セダンGH-8EBGBF

中古車を購入する時に一番のご心配はどのような事でしょうか。
故障はしないだろうか、故障したら面倒を見てくれるのかな？
私共はアウディ専門店としてはご納車後間もなくの故障が一番のネックとなります。ではその故障予防はどうするかですが正直、整備を徹底する方法とその車毎に最適の整備を投入することが考えられます。勿論コストとの兼ね合いです。

当社では後者を選択しお届けしておりますが、最初に点検により車の状況を徹底摘出し、最も必要な個所への整備を施してご納車をいたしております。

今回ご納車するお車は少しレアな車両となります。

2005年式　アウディA4セダン・2.0TFSI・4WDクワトロ・走行数 68031Kmと年式からしても非常に少なく、またボディ内外の状態が目を疑うほど良い状態です。

3月頃よりオーダーを頂いて以降、1か月程探して見つけたお車です。
このA4クワトロへの整備ではレアな車だけにかなり重厚な作業の様子です。

最初の作業はOBD故障診断機によるエラーチェックと目視による不具合箇所の摘出です。

早速、作業着手で先ずは年数が経過しているのでタイミングベルト交換から。右画像が交換済みパーツ。

この作業も重要で、ATオイルの交換です。右が交換済みストレーナー。

次はエンジンの内部洗浄で、左がカーボンクリーニング、オイルクリーニング。

故障原因で多いのがこのバッテリー、車内空間を清潔にするエアコンフィルター、ブレーキパッドも交換。

このような作業によりこの車の持つポテンシャルを引き出されます。オーナー様のお手元に届いた後にこのアウディのご様子伺いをしてみたいと思います。
武藤でした。

Tweet