昨日は、今までの暑すぎる位の気温から一変し寒々としましたが、皆様の体調はいかがですか。 相変わらずゴルフもいかずに頑張っております広報チームの武藤がお届けいたします。
先月の3月に陸送業者によりこの横浜に到着をしたボルボ850エステート T-5 ですが、到着後に仕上げを進める前のコンディションチェックを行っておりました。それはメカニカルな部分、ボディに関する点も含め総合的なチェックも済ませ費用面の算出を行っております。
次の段階としては、仕上げ作業と進んでいくことになりますが、現状がどのような状態なのかをチェックしましたので、今回はその様子となります。
横浜に到着時に思ったのがボディカラーがシルバーサンドメタリックでした。ここは少し予想とは違いましたが引き立つくるま作りにチャレンジです。
ボディの状態では、今までの保管状態がその車の状態を大きく左右しますが、この850の場合はフロントピラー等のモール類もしっかりしていてその恩恵を授かっております。やはり保管方法は車にとり重要な点です。
ボディ各部のチェックにより多少のへこみはありますが、幸いにもキズが入ってなくこの点はラッキーです。
ボディ本体以外でのキズではバンバーの樹脂部にキズが入っていることにより、残念ながらこの樹脂部の交換となってしまいます。
フロントは黒の樹脂部と塗装部が分離するので上の樹脂部の交換、リヤは樹脂と下の塗装部分が一体でそっくり交換となってしまいますが交換後、塗装を施すようになります。
ボディチェックで気になるのが少し見ずらいですがこのストライプテープの汚れ。 このテープのパーツはもう生産中止は間違いないので、さてどのように落とすかが悩みです。 下手にバフでコンパウンド掛けでもしたら絶対にちぎれてしまうこと間違いなし。
もう一か所の難題がココ。 リヤフェンダーに貼り付けのストンガードを剥がして交換することが可能なのかです。 ボディの塗装は屋根付き保管をされていたのでしっかりしているので塗装は必要としませんが、綺麗にはがすことができるかどうか。
それと共に、足元のホイールにもこのボルボT-5が引き立つような一手間を掛けたいですね。
最後はエンジンルームです。
ここは日常で使っていればどうしても汚れてしまうのは当然ですので、従来の「復刻車つくり」の方法に従って進めていくこととなります。
今までのオーナー様が気持ちを込めてお手入れをしていたこともあり特に塗装の状態は良好と思いますので再ペイントの部分も限られますが、さて、今後どこまで手を加え蘇らせるかが私も楽しみですし、その結果もお知らせいたします。