こんにちは。塗装を担当している小谷野です。
今回の修理はAUDI A7。損傷箇所のリア廻りを鈑金で修理していきます。
では作業を始めていきましょう。
まず、凹んだ鉄板を引き出す作業です。
ワッシャーをくっつけてちょうどいい高さまで引っ張り出していきます。
慎重に少しづつ作業を進めています。
次はパテ作業です。プレスラインやテールレンズとの隙間などを微調整しながら形を作っていきます。
結構凹んでいた箇所だったので大変な作業でしたが、仕上がりに大きく関わってくるので丁寧に進めました。
リヤバンパーにも損傷があったため、同じ様に修理しました。
パテ作業が終わるとサフェーサーを塗布し、良く乾燥させます。
乾燥が不十分だと後々に影響が出てきますので下地作りは大事ですね。
足付け作業や調色作業を終えたら、塗装ブースへ移動です。
室内はとても明るく工場とも隔離されているので、大敵の埃や油から塗装面を守れます。
スプレーしたミストも床下へ吸引されていきますよ。
ペイント作業の完了です!
塗装面も滑らかに美しく仕上がっています。
塗装後はブース内の温度を上げて、良く乾かします。
パーツを組み上げ完成です。
いかがですか?プレスラインもバッチリです。
テールレンズやリヤバンパーとの組み上がりも自然に仕上がっています。
もちろん塗装面も美しい艶ですよ。
AUDI A7は高級感があり、滑らかな曲面が美しいですね。
洗車や室内清掃を済ませてご納車になりました。
この度はどうもありがとうございました。