エンジンオイルについて (その4)

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”くるまの愛好家に安心、満足、喜びを提供するcam’s factory広報チーム担当・Falconです。梅雨になりましたね、みなさまいかがお過ごしでしょうか?今回もエンジンオイルについてになります。

選び方

前回に引き続き、「選び方」を説明したいと思います。
前回はエンジンオイルの選び方で、”大切なのは、お店や整備担当者の知識”と書かせていただきました。
知識も経験も大切です。
信用出来るお店や整備士に聞いて、アドバイスをもらいつつ、自分の要望に合うものを選んでもらう事が大切だと思います。
そして、なぜ「信用出来る」と書いたのは通常リフトやジャッキで車を持ち上げオイルを抜きます。
その時、ただオイルが抜け落ちるまで待っているだけではなく
オイルの状態も、もちろん診ますが、下廻りの異常がないかなども診ます。
ちゃんとした整備士はそのあたりまで気をつけています。
もちろん通常の点検ではないので目視で見える範囲ですが、オイル漏れやタイヤの片減りなどあれば、説明します。
突然のトラブルの防止につながります。

オイル交換もただエンジンオイルを交換するだけではない、お店選びをしていただけたらと思います。

オイルの種類

少し前後してしまいますが、オイルの種類について説明したいと思います。

オイルの種類は、鉱物油、部分合成油、化学合成油とあります。
鉱物油は重油を精製したもの、
部分合成油は鉱物油の性能を向上させるために化学合成油を混合したもの、
化学合成油は、その名の通り化学的にオイル分子を合成しエンジンオイルの中では最上級となります。

オイル表記の見方

オイル粘度というものもありますが5Wー40など表記があります。
WはwinterのW、冬の意味で寒い時の硬さ、ー40は暑い時の硬さとなります。
取扱説明書に書いてある範囲内ならば問題ないです。

しかし問題になってくるのが、30年前などの車は取扱説明書に10W−30などがあります。
現在主流になってきている0W−40などのオイルはどうなんだろうとなりますが、
0Wは最低気温が10Wより低い状態でも使えるということです。
−40の上の部分は高い分には壊れる心配はないです。

そして何十年も前のオイルより性能も良くなり進化しているので、
どちらにしても基準値内なら問題ないです。

気をつけないといけないのは省燃費エンジンの0W−20などです。
こちらは、省燃費エンジン専用みたいなものなので気をつけてください。

ここまでで、ほぼ基本的な説明は書いてきたのですが、おわかりいただけたでしょうか?

エンジンオイル缶

前回記事はこちら

エンジンオイルについて(その3)



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