首都圏の感染者が急増しその対応に医療関係者のご苦労は想像を絶することと思いますが、これ以上の拡大を何としても防ぐための最大限の努力を皆さんで頑張りましょう。
交通機関も支障なく運航はされておりますが、その感染リスクから自家用車使用の頻度が増えており、整備サポートの重要性を感じております。また、お客様への対応も十分な換気、消毒液での清掃、マスク着用で接客をさせていただいております。
先日ご納車をさせていただいた中古車販売車両のご納車前の整備の様子です。
整備の目的は、本来の性能を取り戻し快適に乗っていただくための整備を施すことです。ボルボを含めた輸入車が日常的に使われておりますが、その殆どが一般的な整備しか行っておらず車齢を重ねる毎に性能ダウンをしております。
特に、中古車で再販となりますとそのままの状態で新しいオーナーへバトンされています。その車は新しいオーナーの元では、乗り方も変わる事もあり特にエンジンはストレスが溜まり、そのエンジンはいずれ不具合に繋がります。実際、中古車購入されたばかりの方が不具合でご入庫されるケースは大変多くあります。これはほとんど整備がされていないことが原因です。
そのストレスを改善するための整備がこちらです。
整備中の作業はボルボV70 T4 SE 型式BB4164Tにオイルシステムクリーニングを施工中で、エンジン内部のオイルラインに付着しているカーボン、スラッジ、ワニスを取り除きます。
専用洗浄機に、外国製の洗浄液を含ませたオイルをエンジンに送り込んで(勿論エンジンは始動)廻しながらオイルを循環しこびり付いた不純物を溶かして取り除きます。
エンジンオイルをヘッドカバーから注入し、オイルゲージ口から古いオイルを抜き取り循環を繰り返し洗浄いたします。この間20分から30分の工程です。
今回は、オイルラインのみの作業となりますが、それでも結果はエンジンが軽快に、音が静粛に、パワーの回復となります。
当社の「環境車検」でもこの洗浄は取り入れており、多くの方が性能を回復しながら乗っていただいております。
特にこの整備方法は中古車を販売する際には大変重要で、1台毎に施工しお届けしておりますし、日頃のメンテナンスに最適の整備方法です。例えば、最近パワーがなくなったとかにはお車の為にもお試しでされることをお勧めします。
この整備につきまして詳しくはこちらです。