夏と車(その4)

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くるまの愛好家に安心、満足、喜びを提供する cam’s factory広報チーム担当・Falconです。猛暑が続き40℃を超す日々、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

色々と夏の車のトラブルなどを書いてきましたが、普段からも気をつけておいてくださいね、その上でもう少し書いておきたいと思います。バッテリー、エアコン、塗装の害などの他、エンジンオイルやタイヤなども連休、長距離、など多くなる時期ですのでお忘れなく。エンジンオイルについては以前書きましたが、タイヤについて少し書いてみたいと思います。昔のCMで「地面との接地面はハガキ1枚分」とフレーズがあったのを覚えている方はいるでしょうか?本当にそれくらいの接地面しかないのですが車はハガキ4枚分で設置しているようなものでタイヤは空気圧、溝の深さはもちろん、使用年数というものも大事な要素になります。正確には製造年月日になりますが、ゴム製品全般にいえますが経年劣化と紫外線による劣化も忘れてはいけない事です。少々のひび割れは低速走行では通常大きなトラブルにはならない場合が多いですが、高速走行などでは圧力が大きくかかるので広がってバーストという非常に危険な結果になる事もあります。バーストには空気圧や溝も関係します。次に空気圧ですが、多過ぎても少な過ぎても問題がでます。どちらも偏摩耗につながり交換サイクルも早くなってしまいます。基本的には規定の空気圧ですがインチアップしたホイールなどは変わってくるのでご注意ください。高速走行では少々空気圧を高めにすると良いと言われるのは「スタンディングウェーブ現象」というものを防ぐためにも良いとされますが、他の溝やひび割れも関わってきます。タイヤについては、機会があればまた詳しく書きますが、空気圧、溝、ひび割れなどは点検整備項目にもあります。これから夏休みのお出かけ時期ですが、タイヤの点検もお忘れなく、快適なドライブをお楽しみくださいませ。