こんにちわ、ワールドカップご覧になっていますか?
日本人選手の活躍に興奮気味の「cam’s factory」広報チームの高橋です。
さて、本日は様々なところでも既に取り上げられておりますフォルクスワーゲン(Volkswagen・VW)とフォード・モーターの「戦略的な提携」を取り上げさせていただきたいと思います。
報道の概要
(出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3199140020062018000000/)
実はまだ提携に向けた「覚書の締結」の段階ではあるので、具体的にはこれからといったところなのだと思います。
それでも業界内外問わず、その影響力は計り知れないかと。
今後、商用車の共同開発など複数の分野での提携を検討しており、具体的な対象を詰めるとのことです。
尚、株式の持ち合いなど、資本提携に関しては、計画していない様です。
それぞれのコメント
フォルクスワーゲン
顧客の需要が驚くべきスピードで変化している。
難しい状況に立ち向かうため、提携を通じて柔軟に対応することが重要だ。
フォード
世界展開に向けた商品力を強化することにつながる。
と、どちらも前向きなコメントを発表されています。
研究開発面での連携も視野か?
世界的な自動車の環境規制強化を受けて、投資負担も重い商用車の分野でも電気自動車(EV)などの電動化対応が求められており、研究開発面でもれんけいするのではないかといった見方もある様です。
フォルクスワーゲンは今年 4 月にもトヨタ自動車の子会社である日野自動車とも商用車の EV 化や自動運転などの先端技術開発での提携協議に入っています。
今後も自動車各社による「研究開発にかかるコスト減を狙った提携の動き」は活発化していきそうですね。